昨日は東京電力、東北電力管内で電力供給が足りなくなって、300万戸程度が停電する可能性があったそうだ。稼働している火力発電所を100パーセント能力を使っても足りずに、隣接する区域から電力供給してもらいつつ、昼間の間に汲み上げておいた貯水池からの揚力発電で何とか乗り切ったということだけど、溜めてある水がなくなってしまって揚力発電が止まったら電力が足りずに停電するということだった。政府も警報を出したり、マスコミの報道でも節電を呼び掛けたりして、停電はしなかったが、当面の間は綱渡りのような状態が続くそうだ。
先日の、東北地方での地震で火力発電所へ石炭を運ぶクレーンが壊れて発電できなくなったのが、今回の停電リスクの原因だ。復旧するまでは、しばらくかかりそうだ。
このように地震が原因での停電だけでなく、豪雨、台風、土砂災害などでも停電する。
さらに、ここ最近の社会情勢による原油高や、円安など、石油の価格もどんどん上がってきている。核戦争になったら、さらに事態は悪化するだろう。
このような不透明な時代においては、複数のリスクが複合的に存在していて、リスクは減るどころか日々増大していくように感じる。
ライフラインが停止して、真冬の暖が取れなくなった時に、薪ストーブがあるのとないのでは大きく違ってくる。薪ストーブは普段使いの暖房器具としてだけでなく、ライフラインが止まった緊急時のバックアップのための、災害対策ツールとしても考えられる。暖房だけでなく、調理器具、照明器具としても活用できる。
私は東日本大震災の時や、台風で停電が長期間続いた経験を複数している。そのため、想像だけでなく、実際に薪ストーブがあって本当に助かったことを身をもって体験している。薪があれば、当面の間は暖房や煮炊きに困らないので、避難せずに自宅でサバイバルできた。
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