昨日の記事で、煙突掃除ができない物件にぶちあたったと紹介したけど、その次の現場は煙突を取り外さなくてもメンテナンスできた。
煙突が取り外せない施工の場合でも、薪ストーブの構造によっては煙突掃除できることもある。バッフル板を分解して取り外すことができれば、炉内から煙突にブラシを通したり、煙突トップから落とした煤を炉内で回収したりして、メンテナンスは可能だ。
煙突を取り外せない施工をする業者は薪ストーブの機種や構造によって、煙突施工を変えるようなことはせずに、偶然その機種となったのだとは思う。
このように、煙突の施工方法によって、あるいは薪ストーブの機種によって、メンテナンス性は大きく異なる。自分で施工したところ以外は、現場に行かないとどうなっているのか判らないので、他社施工の煙突掃除はなかなか難しい。
薪ストーブの煙突掃除は毎年のことなので、メンテナンス性を重視して選択するのが大切だ。機種の選定、煙突施工の際に、楽に確実にメンテナンスできるようなアドバイスができる施工業者を選ぼう。

この薪ストーブはバッフル板を取り外せる構造なので炉内からブラシを通せる

煙突の継ぎ目から煤が飛び散らないように養生して作業する
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