窓枠から煙突を抜く、ローコストかつ短工期、すっきりと見えるプラン

既存の住宅の外壁に穴を開けて煙突を貫通させる場合には、壁の内部の構造物や配管、配線などが干渉して思った位置から抜けないケースも多い。仮に干渉がない場合でも、RCやログハウスなどの建物の構造によっては、貫通の作業が意外と大変で時間も手間もかかる場合もある。

既存の窓枠から煙突を抜けば、大がかりな工事も必要なく、比較的ハードルが低い。工期も短縮でき、予算も削減できて、その設置状況が許される状況の場合は一考の価値がある。

今回の現場は、お客様の希望する設置位置がたまたま、窓の前だったので、このプランを提案した。お客様は窓枠を撤去して壁を作り直しての大工事を覚悟していたみたいだけど、そこまでやらなくても既存の窓枠に合わせた化粧板を作成すれば、デザイン的もすっきりと、綺麗に納まる。

施工前

今回は煙突を薪ストーブ本体の背面出しにして、その高さを窓枠の中心にするために本体を嵩上げして、室内側から煙突が見えない、すっきりとした設置プランが採用された。

窓枠から煙突取り出し

木枠に煙突を固定して、断熱材を充填する。

施工後

既存住宅の窓枠から煙突を抜くリフォーム工法は、私がまだ薪ストーブ屋になる前に、最初にDIYで施工した時にやったものだ。

煙突の通る場所には枠の状態で、ダンボールの型紙で楕円を切り抜いてだいたいの場...

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