ありがた屋さんの薪割会の翌日は、同じ福島県の海沿いの町の現場へ移動した。
煙突から煤が噴き出してしまうという案件だ。

現場へ到着
薪もしっかりと潤沢に用意しているようで、足りなくてチビチビ焚いているということはなさそうだった。
しかし、一夏越しただけで焚いていたそうだ。薪の保管スペースは2シーズン分余裕であったので、空いた薪棚をそのままにしておかないで、今すぐ薪作りして2年乾燥の薪を回していく体制に移行するように案内してきた。

建物の中の設置状況
薪ストーブは触媒式で、触媒温度計がついてた。本来であれば触媒温度は600-800℃程度(約700℃が最適)で使うのが良いのだけど、薪ストーブの表面温度計と勘違いしていたようで、200-300℃程度でダンパーを閉めてしまっていたということだった。これが原因であることが判ったので、とりあえず当初の訪問目的は達成した。
新築時に薪ストーブ工事をした薪ストーブ店からの取り扱い説明は一切受けていないということだった。
家の設計段階から薪ストーブの導入を考えていたそうだけど、家の中の煙突の配管経路も、不思議な感じで、メンテナンス性が今一つだった。こちらも修正する方が良さそうなので、提案しておいた。
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