圧倒的な存在感と重厚感の「ビジョン クック」に火入れ

小田原市の新築現場に設置したアルテックのソープストーン製の薪ストーブ「ビジョン クック」に、工事の翌朝に火入れ説明を行った。

施主さんは、料理好きの奥様がオーブン室を活用できるようにと、この機種を選択した。輸入元のカタログの定番モデルではなく、本国のメーカーサイトを隅から隅までチェックして、納得のいくお気に入りのモデルを見つけたので、受注輸入する運びとなったのだ。

このように、日本の輸入元が取り扱っている定番モデル以外でも、本当に気に入ったモデルがメーカーにあった場合は、アルテックでなく他メーカーだとしても受注輸入することも可能なので、相談して欲しい。

実際に薪ストーブを生活の場で使うのは奥様だろうけど、今回はご主人さまへの説明だ。「入居後の秋冬に実際に使う時に説明に来ましょうか?」というオプションも提案したけど、とてもそれまで待ちきれずに「一刻も早く火が見たい!」というご主人様の気持ちが伝わってきた。

工事直後の火入れだと、宴会に行く時間がなくなってしまうので、翌朝に火入れすることになった。

存在感、重厚感が他の一般的な薪ストーブとは明らかに違う。同じアルテック社製のオーブン付きのクッキングストーブでは定番品の「グランデノーブル コンプリート」というモデルがあるが、一回りも二回りも大きさや重量が上回っている。その分だけ蓄熱量も多いので、一度薪ストーブの表面温度が上がった後の放熱も長続きする。

完全に冷えた状態からの立ち上がりは、重量が大きい分だけ時間がかかるけど、普段の生活の中で使っている時は、昨晩からの蓄熱が続いているので、朝の焚きつけが楽で、立ち上がりは鉄の薪ストーブより、明らかに早い。普段使いに最適な薪ストーブとも言える。

焚きつけ材を井桁に組んで着火剤で点火

扉を全開にしても部屋の中に煙は全く漏れなかった。

炎が育っていく様子を見守る

サイドローディングの扉から、薪の追加投入

十分に温度が上がったら、背面の空気調整レバーでコントロール

良い感じの二次燃焼の炎が楽しめた

今回は新築工事中の、まだ室内足場や養生がある状況での火入れだったので、全体像は見えなかったけど、足場や養生が撤去されて、本物の石の炉台、炉壁、そして石の薪ストーブと、全部石で統一された空間は、格調が高く見応えがあるだろう。また入居後に、訪問させてもらうのが楽しみだ。

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