先日、千葉県にある、かわはら薪ストーブ本舗の方へ東京からお客様が来店された。
東京在住で、千葉の方へ別荘を建てて、そこに薪ストーブをつけたいという希望だ。最初は工務店指定の薪ストーブ屋さんに行ってきたそうだけど、違和感を感じたそうで、相談を受けた。
それはお客様の「大きな地震がきたら薪ストーブはどうなるの?」という物に対する回答だ。「薪ストーブがどうにかなるほどの地震の場合は、家も崩れるから心配しても仕方ない」というものだったそうだ。それに疑問を持ってネットで検索した結果、当店にたどりついたそうだ。
かわはら薪ストーブ本舗では、東日本大震災、熊本地震などでの薪ストーブの地震被害の実情を知って、薪ストーブの耐震対策を重視した設計をしている。
今回は、かわはら式耐震煙突固定法に追加して、薪ストーブの脚部を炉台にアンカーボルトで固定して、薪ストーブ本体を上下二点で支える手法を採用することになった。
また、そこの薪ストーブ屋さんで取り扱っている機種に誘導されたそうで、お客様の希望の機種をあまり聞いてくれない雰囲気だったそうだ。当店では、特に誘導することなく、機種ごとの一長一短を解説して、お客様の納得のいくものを一緒に選んでいくというスタンスを取っている。
そういう当店の姿勢が評価されて、薪ストーブ設置工事の依頼を受けた。
ブログを熟読してくれたそうで、私がビール好きなことも知ってくれていて、来店の際に、わざわざお土産に冷えたビールを持参いただいた。夜間の打ち合わせだったので、打ち合わせの後に、早速飲ませてもらった。
工務店の方も、施主さんの希望する薪ストーブ屋でもOKという柔軟な姿勢のところで良かった。
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