どんな薪ストーブをお勧めしているのか

カタログやネットを見て、機種選びに悩んでいる人も多いと思う。これから薪ストーブの購入を考えている人が、どのような機種にするのかを選択する時の、ヒントを紹介しよう。

日本でもかなりたくさんの薪ストーブのメーカーや機種が市場にあって、全部リストアップしたら、とても選べない位の選択肢となってしまう。

私は判りやすく単純なランキング形式で、薪ストーブに順位をつけることはできない。

まずはお客様が薪ストーブに何を求めているのかを確認して、薪ストーブを設置する家が、新築なのか既存住宅なのか。そして定住か別荘か。定住の場合は薪ストーブに火入れをする時間帯、家族構成、在宅時間まで考慮に入れた上で、薪ストーブの素材を決めて、最終的に家の断熱性能や暖房面積から大きさを絞り込んでいくという感じで、機種の候補を紹介している。

現場を訪問したり、図面を見せていただいた上で、お客様と対面で話すと、だいたいお勧めの機種というのが具体的に見えてくる。薪ストーブ選びの相談を受けた時に、私が重視していることは「ユーザーのライフスタイルに合うこと」そして「メンテナンス性の良さ」の2点だ。この2点のバランスを見て提案している。

パっと見て自分の気に入った外観で選択しても良いけど、選択の際の参考にしてみて欲しい。

蓄熱性やオーブン付きなどの機能性が高いHeta

薪ストーブで積極的に料理したいという場合にはオーブン室のついているクッキングストーブがお勧めだ。また在宅時間が長く、家にいつも人がいるような場合には、蓄熱性の高いソープストーン製のモデルがお勧めできる。

バッフル板が取り外せる構造のハンターストーブ

炉内からバッフル板を簡単に取り外して、煙突にアクセスできる機種は、メンテナンス性が非常に良い。煙突を分解することなく、容易に煙突掃除を行える。

天板のグリドルが取り外せる構造の岡本AGNI-CC

また天板や、天板のグリドルが外せるタイプも煙突トップから煤を炉内に落として煙突掃除できるのでメンテナンス性が高い。

薪ストーブのメンテナンスは基本的には毎年行う必要があるので、容易にメンテナンスできるかどうかというのは非常に重要なポイントだ。「自分で煙突掃除やメンテナンスしないからメンテナンス性は関係ない」と考える人もいるかもしれないけど、煙突を分解することなくメンテナンスできる機種だと、部屋への煤の飛散が少なくメリットは大きい。また簡単に分解できるということは、万一の部品の破損の時にも、簡単に交換できて修理費用が抑えられるということに直接つながっていて、ユーザーメリットも大きい。

バッフル板が簡単に取り外せるネスターマーティン

アルテックのノーブルデポ

オランダのアルテック社のソープストーンの薪ストーブは蓄熱性が高く燃費が良い上に、バッフル板を取り外し可能でメンテナンス性も良くイチオシのモデル

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