問題の多い吹き抜けの室内側シングル煙突施工

ここ10年位に発売された薪ストーブは口元から二重断熱煙突で施工する前提で設計されている。薪ストーブに流入する空気量を絞っても、二重断熱煙突の保温能力により煙突の排気温度が高いままドラフトが維持することによって、薪を燃費良くゆっくりと燃やすようになっている。

吹き抜け部分をシングル煙突で施工するのは、20年、30年前の機種の時代は一般的だったけど、それは空気ガンガン送って燃やす設計が多いのでシングル煙突でも燃えてくれるだけだ。(太い薪をドンと入れて燃やせるかどうかというのも同様の話で、昔の機種では焼却炉的にガンガン燃えてしまうのに対して、最近の機種では燻ってしまう)

ここ10年位に発売された薪ストーブを、吹き抜け室内側シングル煙突で使うと、排気温度が冷えてしまうので、空気を絞って燃やせなくなる。空気を絞ると、排気温度が下がってしまってドラフトが維持できずに、煙だらけ、煤だらけということになりがちだ。つまり「空気全開か、絞ったら煙モクモク」のどちらかの運用となってしまう。

薪ストーブの設計思想、設計年代によって、要求する煙突も適切な薪も全然違う。

この前提において、ここ10年位のドブレ640CBにシングル煙突を接続という他社施工のお客様からの相談を受けた。

ドブレ640CBと吹き抜けシングル煙突の施工

吹き抜けの室内側が全部シングル煙突だと、上記の通り空気を絞らずに全開のままガンガン焚くしかない。そうすると二つ問題がある。

1.シングル煙突からの放熱で内装壁面が熱くなりがち
2.常に全開で焚くので、薪ストーブのパーツが痛む

何年も前からメンテナンスの依頼を受けていて、変形したバッフルや薪止めなどのパーツを交換しまくって、何とか維持してきたものだ。しかしながら、明日の記事で紹介するけれども、なんと薪ストーブ本体も致命的なダメージを受けてしまった。

根本的な対策のためには、煙突をシングル煙突から二重断熱煙突へ入れ替えるしかない。

室内側が全てシングル煙突

シングル煙突撤去

シングル煙突を撤去した状態

撤去したシングル煙突

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