薪ストーブ屋さんは、設置後の初めての火入れ時に、ちょこっと焚き付けのやり方だけを見せて、しっかり温度を上げる前にそそくさと帰ってしまうのが定番のパターンのようだ。近年の薪ストーブブームから薪ストーブ屋さんも忙しくなって、設置が終わってしまっての工事後のアフターフォローまで丁寧にやっていられないのが実情なのだろう。100万円近い代金を受け取って、それによる利益だって何十万円も出しているのに、それでは、ちょっと寂しいような気もする。まあ、商売だから仕方ないのかもしれないが・・・。こんな記事を見つけた。
全く経験のない薪ストーブの初心者ユーザーは、着火剤で薪に火が回った後に、どのように薪をくべていき、ダンパーの操作をどのタイミングで行うかなど、ある程度しっかり温度が上がるまで時間をかけてフォローしてあげないと解らないだろうし、不安がなかなか解消しないのではないだろうか?ビビってしまって、きちんと温度を上げられずに燻らせてしまったり、暖かくならなかったり、ガラスが煤けてしまったりするケースも多いように思う。
私は自分で設置して初の火入れから全て自分一人で試行錯誤してきたので薪の追加のタイミングや最適な太さなども感覚として身に着けていったが、最初のうちは色々と苦労した。最初から詳しい人に教えてもらうことができれば遠回りすることなく、早く快適に使えるようになると思うけど、やはり自分で色々経験して学んでいくしかないのかもしれない。
写真は薪ストーブの表面温度が250℃程度で、熾き火の上で太めの薪が数本が理想的な状態で燃えている時の様子だ。