ダッチオーブンは料理の手間がかからず最高の味となる

薪ストーブとダッチオーブンの組み合わせは相性が良い。適当にありあわせの素材をボコボコ入れて、火にかけるだけの簡単さで「最小の手間で最大の味覚」を味わえる

火加減と調理時間、投入した素材の量や内容によって調理時間が違うので、その点だけは何回か失敗を重ねて経験を積むしかないが、上手くできた時は格別の味となる。

5月の寒い連休明けの数日間、薪ストーブが連続稼動していたので、ここぞとばかり今シーズン最後の薪ストーブ料理だと考えて楽しんだ。

キャベツと豚肉が冷蔵庫に余っていた。普通ならばこれで炒め物をしてしまうところだが、時間的に余裕があったのでダッチオーブンに重ねて投入して、蒸し焼きにした。水は一切加えないのに素材から出る水分だけでの煮込み汁での蒸し焼きだ。汁がちょっとだけ残ってて、素材が焦げないところで火から下ろすのがポイントだ。キャベツと豚肉だけのシンプルな構成だが、お互いの味が溶け込んでとてもおいしかった。

冬場は稼動している薪ストーブの天板に置いたり、熾き火の時は炉内に入れたりして熱源を有効活用すれば合理的だ。これからのシーズンは薪ストーブの稼動はなくなるだろうけど、必ずしも薪ストーブで使うこともない。普通のガスレンジやIHでだって使えるはずだ。ダッチオーブンは「アウトドア専用」「薪ストーブ専用」というイメージを持っている人も多いと思うが、鍋の一種として普段の台所でも活用できると思う。

ダッチオーブンは手入れが大変だというイメージがあるかもしれないが、普通の中華なべみたいに使った後軽く油を塗っておくだけで良いから、それほど特殊なものでもない。毎日使うならば必ずしも油を塗らなくても良いくらいだ。手入れの手間を減らしたい人は以下のリンクのようなステンレス製のが良いかもしれない。

かわはら薪ストーブは全国

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