薪ストーブでビールを作る(一次発酵)

本格的な春になって薪ストーブの稼動が少なくなってくるこの時期はビール作りにふさわしいシーズンでもある。冷暖房しなくても普通に発酵にふさわしい22℃前後の気温になることと、熟成に一ヶ月程度かかるので、今から作れば蒸し暑くなる梅雨から夏くらいにかけて飲み頃となるからだ。
気になるコストは「私のおすすめ」リンクにあるようなモルトエキス缶だけを買って市販の部材を工夫して作れば20リットルで3000円程度と市販のビールを買うよりもはるかに安くできる。
それでは早速挑戦してみよう。せっかくだから薪ストーブを熱源にしてみる。
ビール作りは殺菌や消毒が重要だ。発酵中や熟成期間中に細菌が繁殖しないように神経を使おう。まずは使用する器具を良く洗浄してからエチルアルコールのスプレーで消毒してやる。医療用の注射をする時と同じくらいに考えておくと良いかもしれない。
中はもちろん外側も消毒しておこう
缶の蓋や缶切りも消毒
薬局で無水エタノールを買うと安上がり
20リットルの寸胴鍋があったので、一次発酵の後は発酵タンクとしてそのまま活用する
お湯の中へモルトエキスを流し込む
全部流し込む
続いて砂糖を投入(※)
※日本国内でやる場合には酒税法の関係で、免許を持たずにアルコール飲料を作るとマズイので、溶液を問題にならないような低濃度になるように薄めるか、砂糖の量を調整して違法行為にならないように気をつけよう。詳細はモルトエキス缶に付属している説明書を参照しよう。詳しくレシピが書かれているので、それを参考にしよう。
発酵に適した温度になるまで待つ
モルトエキス缶に付属のイースト菌を投入
発酵してきた(タンクの中での一次発酵)
一週間程度で炭酸が出なくなってくる
1週間程度経過したらコップを消毒して少し取って味見してみよう。振っても炭酸が出ないこと、砂糖の甘みがなくなっていれば一次発酵の完了だ。フルーティーで濁りのないすっきりした味わいとなった。炭酸水で割ればそのままビールもどきになりそうだけど、これを砂糖と一緒にビン詰めして二次発酵の手順に入る。

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