現在の我が家の薪の量は以下の通りで、だいたい20トン近くある。
■自家用
・「次シーズンに焚く2年モノが1シーズン分」で約6トン
・「2年後に焚く1年乾燥モノ(使う時に2年モノ)が1シーズン分」で約6トン
■販売用
・「次シーズンに使える半年乾燥モノ(使う時に1年乾燥モノ)」が約6トン
普通の個人宅ならこれだけあれば十分で、これ以上の薪を集める必要はないだろう。必要以上に集めても今度は薪割りしてから焚くまでの期間が開きすぎて究極の一番おいしい2年モノより古くなり、火力が弱くなったり、火持ちが短くなってしまう。
しかし、私の場合試験的に余剰分の薪を売りに出した関係で今後の薪集めの方向性が悩ましいところだ。
この冬にヤフーオークションに出品したら自分で思っていた以上の注文がきた。来シーズンにショッピングカートで常時販売するとなると6トンの販売用の在庫だけでは不足するように思う。ここのところの薪ストーブブームや、原油高騰の継続で来シーズンはさらに薪の需要が高くなるような気がする。
例年であれば私は薪集め、薪割りはゴールデンウィークまでに終わらせて、それ以降は薪集め関連の動きは基本的にはしていない。これからの時期は暑くてちょっと動いただけで汗だくになり疲労度も大きくなるし、虫の活動が盛んになってくるので刺されたりして痛みや痒みで苦痛になってくる。ダンゴ虫やミミズ、イモ虫くらいならかわいい方で、ダニ、ムカデ、ヘビ、蜂、蚊などの攻撃を受けまくることになる。
これからしばらくの間は「曇りでそれほど暑くなく、地面も濡れていない」というコンディションはそれほどないが、気候が良い時に限定して薪集めの動きをする可能性もある。
たまたま昨日はそういう感じだったので、これからの時期の薪集めに備えて、薪置き場にしている空き地の草刈をして、置き場所を確保しておいた。とりあえずここには自家用の2年乾燥モノが3トン分置いてあるが、その結果さらに追加で6トンくらい置けるスペースを作れた。ジャングルのようになっていたので、風通しや日当たりもだいぶ良くなった。
草刈も鎌で人力でやったら気が遠くなるような作業だがこういう回転する刃のエンジン式の刈払機を使えば何とかなるものだ。ナイロンロープが回転するやつは試したことないが、それだとパワー不足かもしれない。ここの空き地はしばらく誰も手入れしていないので直径5センチくらい、高さ3メートルくらいまで成長した木も3本生えていたので、それはチェーンソーでやっつけて、薪と一緒に積んでおいた。