薪ストーブの再起動

燃費はどうなの?

ホームセンターで売っている中国製の薪ストーブは燃費が悪いとか良いよく言われるが、そんなことがないということを紹介しよう。夜中に寝る前に熾き火で満たされた炉内にMEGA薪を投入しておけば、翌朝までしっかりと熾き火が残っている。ちなみに、これまでの経験からだと最後のMEGA薪の投入から10時間程度経過しても、熾き火の残りだけからの再始動が可能だ。触媒なしの単純なモデルでも、このくらいは楽勝なのだ。

ちなみに私の使っている薪ストーブで最後の薪の投入から7時間後の状況がこれだ。全体的に平均してほぼ70-80℃前後でお茶を入れた湯飲み茶碗程度の温かさとなっている。私としてはこれだけの時間、薪をくべなくても、このくらいの残り火(熾き火)があれば十分な燃費だと思う。




薪ストーブの扉を開けて炉内の様子を見てみよう。こんな感じで灰の中に大きめの熾き火が埋もれていてちょこっと顔を出しているという状況だ。

ガラスの清掃はクリーナー要らず

扉には空気流入口からの燃焼用空気の流速で大量の巻き上げた灰が付着していている。ヤニがついて全体的に曇っているし、燃焼中に木口から吹き出した煤も付着している。(全体的に黒くなっている場合には寝る前の空気の絞り過ぎ)

ガラスが透明でないのは気分良くないのでティッシュを水に濡らして軽く拭いてやろう。薪ストーブの表面温度が100℃を切っている状態であれば数分扉を開けておけばガラスの温度もすぐに冷えて、直接触っても問題ない状態となっているし、清掃のために濡れたティッシュを当てても大丈夫だ。

こんな感じで力を入れなくてもあっさりと簡単に落ちる。専用のクリーナーなど全く必要ない。

仕上げに新しいティッシュを水に濡らして堅く絞って拭き取ればピカピカになる。

灰の除去

扉や空気流入口に近い部分で燃え尽きた灰を除去してやる。あまり灰が溜まり過ぎて燃焼用空気取り入れ口を塞いでしまうとちゃんと燃えなくなるので、この部分だけ重点的に処理する。

薪ストーブの近くに置いてある金属製の箱に灰を入れておく。熾き火のカスがあるので、完全に消えて温度が低くなるまでは、そこらへんに捨てたりしない。

Start me up!

灰の下に埋もれていた熾き火が顔を出すので、自転車の空気入れをフイゴ代わりにして空気を送ってやると元気を取り戻して、透明な炎が立ち上がる。

細割りの焚き付け用の薪を無造作に置いても簡単に火がつく

焚き付けの細割に火がついたら、すぐに中割りの薪を追加投入。

中割りの薪が燃え出したら、すぐに大割りの薪を追加投入。

こんな感じで薪ストーブが冷え切った状態から立ち上げるのとは違って、あっさり簡単に安定した状態で立ち上がってくれる。冬場の薪ストーブに常時火が入っている時期の、焚き付け方の定番の方法だ。






かわはら薪ストーブは全国

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