ドブレ640WDに、従来のお客様のやり方で火入れしてもらったら鎮火した

住宅を購入した時に、中国製の鋳物薪ストーブとシングル煙突の組み合わせが最初から、家についていたので、何度か焚いてみたそうだ。煙モクモク、煤やタールで使い物にならずに、煙突と薪ストーブの入れ替えとなった。

最初は薪ストーブはそのまま使って、煙突の入れ替えだけを提案したのだけど、薪ストーブ本体も交換したいということになった。

ご注文いただいてから、メーカー欠品で納期が全く読めない中、辛抱強く待っていただいた。待望の薪ストーブ、ドブレ640WDに火入れだ。

今回の工事の前に、撤去した、既存の中国製の薪ストーブを使ったことがあるようなので、これまでのやり方で設置後、火入れをしてもらった。いきなり、私のやり方で燃やしてしまうと、お客様のこれまでの使い方の傾向が見えない。

牛乳パックに小枝を詰め込んでバーナーで着火

牛乳パックに小枝を詰め込んだ独自のユニークな着火方法だった。これをバーナーで炙ると、着火剤として有効だった。牛乳パックは燃えやすいし、中の小枝も炎を立てて、熾火となる。

初期の立ち上がりは良好

しかし、この後が問題だった。細割り、小割りの薪を使わずに、いきなり太い薪が何本か炉内に入っている状況なので、そこに火が回らずに、炎が消えてしまった。

この段階で一度外へ出て、斧や鉈で、小割り、細割りの焚きつけ用に割って作ってから、再び炎を育てていった。

薪ストーブの焚きつけには、細割り、小割りでスタートすることが重要で、かなり炉内温度が上がってから、太い通常の薪を入れるように案内してきた。焚きつけの時は太割りはなしで、中割りと、小割りを中心に使うとスムーズな立ち上がりとなることを実感してもらった。

焚き方のコツを伝授した

正しい薪ストーブの焚きつけ方法を身に着けていただき、快適に使用してもらいたいので、お客様に合わせた方法で、使い方の説明には特に力を入れている。

しっかり温度が上がって二次燃焼する状態まで焚き込む

燃費良く二次燃焼して、綺麗な炎を見せてくれた

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