ドブレの薪ストーブのメンテナンス性の良さ

薪ストーブに煙突を取り付ける前に、色々とやることがある。
まずは所定の位置の移動するわけだが、全部で重量が200キロもあるから、簡単にはいかない。取り外せるパーツはとことん外した方がラクだ。
ドブレ760CBはフロントやサイドの扉はもちろんのこと、天板もネジで固定されていないので、上に持ち上げれば取り外すことができる。また内部の天板に炎が当たらないようにするための板、そして燃焼室上の炎の折り返しのバッフル板までもが簡単に取り外せる。これによりだいぶ軽くなって搬入や移動がやりやすくなる。
写真は全て外して、燃焼ガスの排出部分にアクセスする部分が見えたところだ。このパーツの左右から燃焼ガスが煙突へと抜けていく構造となっている。そしてこのパーツさえも取り外すことができるのだ。これも鋳物のパーツだが、滑らかな質感と精度の良さは本体の外側だけでなく、こうした見えない部分にまで及んでいる。
こうして分解できることは設置、移動時の重量軽減のメリットだけでなく、ユーザーが簡単に自分でもメンテナンスできるという整備性の良さが同時にあることでもある。屋根に登って上から煙突掃除すればいちいち煙突を外さなくてもこの部分に煤が溜まるから、このパーツをちょっと上に持ち上げて引き出して、手前に取り外せば部屋や手を汚さずに煤を撤去できるということになる。
排気部分のカバーと二次燃焼の噴出口
左右の穴から燃焼後の排気が出て行く
カバーを取り外したところ。
薪ストーブの背面に煙突を接続するか、上面にするかは排他利用でどちらか使わない方に写真の蓋を取り付けて固定するようになっている。煙突取り付け前に各部のネジを適度に締めてやる。

かわはら薪ストーブは全国

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