一世代前の旧型#2550アンコール。完全にダンパーが閉じた状態で不動。各パネルも変形していて、もし修理すると、外装以外の全てのパーツを全部取り換える大がかりなことになって、費用も時間もかかってしまう案件。完璧な状態にオーバーホールするには、受注輸入のパーツを取り寄せてとなるので、1年位期間がかかるし、費用も50-60万円と新品が買える位のレベルになる。
これは新品と入れ替えてしまった方が合理的な案件だ。
お客様と相談の上、最新のモデルと入れ替えることになった。これまでダンパー操作など、難しい面もあったので、代替えモデルはシンプルかつ単純でメンテナンス性の良いモデルを提案した。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
(ランキングに参加しています)
コメント
私はヨツールF500を愛用していてるのですが、アンコールはどういう使い方をすればこんな風に使用不可となるのでしょうか?やはり焚きすぎですか?
高瀬さま
過燃焼が原因と思われます。
一般的に乾燥不足の薪を使っていると、こうなりがちです。以下の流れだと思われます。
1.水分が多いので、なかなか燃えなくて空気を開いて燃やす
2.水分が蒸発してくると、空気が多くて燃え過ぎ
3.炉内が高温に晒される
4.次の薪の水分で急激の炉内が冷やされて鋳物パーツが熱による収縮で割れる