シングル煙突と二重断熱煙突の違い

先日、煙突掃除に行ったユーザーは、私のブログを熟読してくれていて、焚き方を研究しているということだった。
上手に焚いているようで、トップへの煤の付着はとても少なかった。これまで色々なところで煙突掃除をしてきたけれども、こんなにトップへの煤の付着が少ないユーザーは初めてだった。
上手く焚いてもシングル煙突だと、どうしても排気温度が下がってしまうので、煙突内への煤の付着はそれなりにあった。しかし、もし二重断熱煙突だったら、排気温度が下がらないので、ほとんど煤の付着はない状況だったと思う。
このようにメンテナンスの時に違いが現れるほかに、日常の使い勝手でも、ドラフト(煙突の引き)が違うので、焚きつけがしやすさ、空気を絞れるかどうかで燃費が違ってくるなどの違いも大きい。予算が許せば最初から二重断熱煙突での施工をお勧めするけど、既にシングルで施工している人は後から二重断熱煙突に交換も可能なので、考慮してみるのも良いと思う。薪ストーブ本体や、煙突の高さが同じで煙突を入れ替えた時の燃え方の違いを実感できる貴重な体験ができる。
トップから回収した煤は極小
室内煙突は全てシングルのため、さすがに煤の量はそれなりにあった
シングル煙突内から回収した煤

かわはら薪ストーブは全国

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