薪ストーブを設置する場合には基本的には炉台が必要になる。その炉台の高さをどう設定するかも悩ましいところだ。
炉台のコーナーで足をぶつけて痛い思いをしたからこその対策
既存の住宅に後付けで設置する場合には、フローリングの上に施工する形だと比較的工事はラクだけど、この場合には段差ができてしまう。角の部分に足をぶつけたりして痛い思いをしたり、最悪の場合には段差でつまづいて転んで熱い薪ストーブに手をついて火傷ということも考えられる。
こういうことを避けるためにフローリングをぶち抜いて、炉台とフローリングが同一の高さになるように施工するのがベストだ。同一面のバリアフリーであれば、怪我のリスクも激減するし、使いやすい。かなり広い炉台にしても邪魔になるここともない。
既存の住宅でフローリングの上に炉台を置く場合でも結局や床下に潜って、床下補強工事の必要が出てきたりするので、思い切って床をぶちぬいて、基礎から立ち上げて、炉台の仕上がり面がフローリングと同一面(ツライチ)になるように施工するのが一番のお勧めだ。