福島発電所の緊迫した状況の中、
決死の放水作業の自衛隊のみなさんに
感謝申し上げます。
この問題で今後、国のエネルギー政策の方向性をどうしたらいいのか?
国民の一人ひとりに問われていると思います。
ひとつの情報として、
今回はエネルギー先進国と言われるデンマークの事例(10年前に視察)
を簡単にご紹介致します。
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~デンマークのエネルギー事情~
1970年前半のエネルギー自給率はわずか2%。(*日本はこの時、24%)
オイルショックが追い打ちをかけ、国民は危機感を覚える。
そこで30年をかけて自給率100%を目指す計画を立てた。
その時議論になったのが原発を推進するかどうか?
安全が立証出来ない原発には国民が『No!』
政策としては
北海油田の開発。
風力発電をはじめ、
わら、木屑、廃棄物は貴重な再生可能エネルギーに。
家畜糞尿はバイオマスガスに。
太陽熱(ソーラーではない)を利用し地域暖房に。
それらのエネルギーを高効率に活用するコジェネレーションを普及。
高断熱な低エネルギー住宅に補助金を。
エネルギー税の導入。
その結果
30年を待たずして、1997年にエネルギー自給率100%を達成。
2010年では150%とも言う。(*現在、日本は7%,原発を入れると18%)
さらに2030年までには風力で50%をまかなう計画。
(*ちなみに食料自給率は現在なんと、300%です)
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上記が概略、デンマークのエネルギー政策の流れです。
どう思いますか?
僕たち日本は
このままでいいのでしょうか?
今現在、経済産業省 原子力安全・保安院が国民みなさんに
原発に対してのご質問、ご意見をお伺いしています。
ぜひ、下記サイトへ意思表示をしましょう!
経済産業省 原子力安全・保安院
〒100-8901
東京都千代田区霞が関1-3-1
電話 03-3501-1511(経済産業省・代表)
ご意見フォーム
内閣府原子力安全委員会
電話 (03)3581-9919
ご意見フォーム https://form.cao.go.jp/nsc/opinion-0001.html
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