僕たちのエネルギー政策は?

私が薪ストーブ店として、アース・リー山武店をやりはじめたのは、たまたまアース・リー本店に行った時に、そこの社長と話をして共感できたのがきっかけだ。そういう縁とタイミングの一致で、一緒にやっていけると思ったからだ。
昨日、私はこのブログの記事で「原発止めますか? それともエアコン止めますか? 薪ストーブはじめますか?」という記事を書いたけど、アース・リーの社長も、昨晩発行のメールマガジンの中で原発行政について、ご自身の経験に基づいた国際的な視野から情報発信していたので、以下に紹介したい。
ブログやツィッターでボヤいているだけでなく、直接自分の意見を関係機関に伝えることも大事だと思う。一人一人の声が届けば、きっと変わるはずだ。
以下はアース・リー社長のメールマガジンの転載


アース・リー鎌形です。

福島発電所の緊迫した状況の中、
決死の放水作業の自衛隊のみなさんに
感謝申し上げます。

この問題で今後、国のエネルギー政策の方向性をどうしたらいいのか?
国民の一人ひとりに問われていると思います。

ひとつの情報として、
今回はエネルギー先進国と言われるデンマークの事例(10年前に視察)
を簡単にご紹介致します。
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~デンマークのエネルギー事情~

1970年前半のエネルギー自給率はわずか2%。(*日本はこの時、24%)

オイルショックが追い打ちをかけ、国民は危機感を覚える。
そこで30年をかけて自給率100%を目指す計画を立てた。
その時議論になったのが原発を推進するかどうか?
安全が立証出来ない原発には国民が『No!』

政策としては
北海油田の開発。
風力発電をはじめ、
わら、木屑、廃棄物は貴重な再生可能エネルギーに。
家畜糞尿はバイオマスガスに。
太陽熱(ソーラーではない)を利用し地域暖房に。
それらのエネルギーを高効率に活用するコジェネレーションを普及。
高断熱な低エネルギー住宅に補助金を。
エネルギー税の導入。

その結果
30年を待たずして、1997年にエネルギー自給率100%を達成。
2010年では150%とも言う。(*現在、日本は7%,原発を入れると18%)

さらに2030年までには風力で50%をまかなう計画。

(*ちなみに食料自給率は現在なんと、300%です)
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上記が概略、デンマークのエネルギー政策の流れです。
どう思いますか?

僕たち日本は
このままでいいのでしょうか?

今現在、経済産業省 原子力安全・保安院が国民みなさんに
原発に対してのご質問、ご意見をお伺いしています。

ぜひ、下記サイトへ意思表示をしましょう!

 経済産業省 原子力安全・保安院
 〒100-8901
 東京都千代田区霞が関1-3-1
 電話 03-3501-1511(経済産業省・代表)
 ご意見フォーム 
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html

 内閣府原子力安全委員会
 電話 (03)3581-9919
 ご意見フォーム 
https://form.cao.go.jp/nsc/opinion-0001.html
 FAX提出の方法など http://www.nsc.go.jp/toi/toi.htm

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以下は私が送信した内容だ


福島原発のダウンにともない、短期的には代替として休眠火力発電所の復活やガスタービン発電の新設という化石燃料で当座をしのぐことになるということですね。
今回の震災による事故から、中長期的な視点で今後の原子力行政、さらにエネルギー政策について考える必要があると思います。
一時しのぎでの代替の化石燃料での発電では中東情勢が悪化がすれば高騰してしまうし、さらに枯渇の可能性があり、いつまでも持続可能なものではありません。また現在稼動中の原発の老朽化の問題もあります。
現在国民は計画停電を甘受して受け入れる覚悟をしています。無理に化石燃料の代替をして貴重な資源をつぎこむことなく、もっと本質的なところに振り分けて欲しいと思います。具体的には太陽熱温水器、バイオマス燃料、風力、波力などに投資して下さい。足りなければ停電で良いのです。



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