天板の蓋が取れるタイプの薪ストーブだと気軽に簡単に土鍋をセットして美味しいご飯が炊ける。しかし欧米製の鋳物の薪ストーブだと、天板の蓋が外れる構造のものはほとんどない。
炊飯器やガスなどで炊いた一般的なご飯と、土鍋で炊いたのとは全く違う異次元の味となる。薪ストーブと土鍋で作ったご飯の味を知っている私としては、ぜひともドブレ700SLでも、ご飯を炊きたくなる。そこで五徳を敷いて、土鍋を炉内に入れるという荒業に出た。
以前にダッチオーブンを炉内に入れてご飯を炊いたこともあるけど、鉄の味や臭いがご飯についてしまってイマイチ美味しくなかった。長谷園の土鍋と南部鉄器の五徳の組み合わせが理想だ。なお、火にかける時間、蒸らす時間は、土鍋のサイズと炊くお米の量によって違うので、土鍋の製造メーカーの取り扱い説明書を参照して欲しい。
南部鉄器の五徳がしっかりと安定して土鍋を支えてくれる