私のブログを見てくれている方からの依頼で、設計事務所を経由しての注文だった。その設計事務所で薪ストーブを入れる住宅で、なんとこの家の他に、もう一棟の二契約同時という珍しいパターン。ちなみにもう一棟は工事の時期がずれているので、秋頃に煙突工事の予定だけど、一件目は先日無事に工事が完了したので紹介しよう。
ドブレ700SLの理想的な設置方法
ドブレ700SLは煙突を天板から出すと、天板がちょっと狭いけれども、煙突を背面から出すことによって天板をかなり広く使えるようになる。このことで、薪ストーブ後ろ側に煙突が立ち上がるスペースが必要となるので、普通に壁面に設置して背面出しして上に立ち上げた場合には薪ストーブ本体が室内側へだいぶ出てきてしまう。しかし、コーナー設置すれば角のデッドスペースになってしまう部分に煙突が立ち上がるので、究極の設置方法となる。今回はそんな理想的な施工の一つだ。
ちなみに壁面設置で天板を広く使うには、背面出ししてそのまま壁を煙突水平に貫通させて、屋外でエルボで立ち上げるL字型の煙突構成という方法もある。
700SLは、このように背面からも煙突を出せる
スポッと抜けないように金具で煙突を本体に固定している