ドブレから540WDデビュー

ドブレの薪ストーブはコストパフォーマンスが良い。

これまで定番の640WD, 760WDの二機種と同じデザインで小型モデルの540WDが発売された。このことで540WD, 640WD, 760WDと小型、中型、大型と3つのサイズから選択できるようになった。

540WDのパンフレット

最近の高気密高断熱の住宅に適合する薪ストーブは小型モデルなので、住宅事情に合わせた機種を出してきたというところだろう。

3サイズの大きさの違いが並べてみると良く判る

ドブレのWDシリーズは先代のCBJシリーズと比較すると大きく変わった。炉内をバーミキュライトで覆って炉内の熱を保つ構造となったのと引き換えにメンテナンス性が今一つになってメンテナンスコストが上がった。天板を取り外すのが困難になり、バッフル板など炉内パーツの交換の時により高い費用がかかる。これは高性能なカタログスペックと引き換えの代償だろう。

一方で、空気調整が1レバーになって操作が簡単になったのは大きな進化だと思う。

いずれにしても価格に比較しての性能、コストパフォーマンスが高いお買い得のモデルであることは誰しも否定できないと思う。

ちなみにネスターマーティンの場合は、日本の輸入代理店はSシリーズであればS33, S43の2サイズのみ販売、HシリーズであればH33, H43の2サイズのみ販売、CシリーズであればC33, C43の2サイズのみカタログ掲載での販売となっているが、本国では、さらに小さなS23, H23, C23という、今回のドブレ540WDと同等サイズの小型モデルも生産されている。希望される方は受注輸入で納期は半年程度かかるが、取り寄せは可能だ。

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