薪ストーブを使い始めて初年度のユーザーから煙突掃除の依頼が入った。梅雨時なので雨降りの日が多く、週末しか予定が取れないということだったので、うまくタイミングが合うか微妙だったけど、無事にできた。
「可能であれば来シーズンからは自分でやってみたい」ということだったので、ハシゴのかけ方から、屋根に上る際の注意点、そして煙突掃除の手順を教えながら、ゆっくりと作業した。
チムニーだと身体を支えられるので、比較的安全に作業できる
なかなか上手に焚いていて、トップへの煤の付着は少なかったけど、貫通部分だけ二重煙突で、室内側は全てシングル煙突だったので、煙突内への煤の量はかなり多かった。毎年煙突掃除が必須なことも身をもって理解できたと思う。
煙突からも熱を出して暖房するという考え方で設計したらしいけど、今の薪ストーブは本体からの熱だけで十分に暖かい。シングル煙突だと煤が多く付着する、ドラフトが弱くなる、燃費が悪くなるなどのデメリットの方が大きいように思う。