煙突掃除の際に屋根に上がる際の注意点

角トップの煙突掃除の場合には、基本的には屋根に上って、煙突トップへアクセスする必要がある。

新築での設計時には煙突トップへのアクセスルートの検討も大切になってくる。

二階のベランダから屋根に上がれるようにしたりして、二連梯子を使わなくても済むようにしたり、かわはら式チムニーで二階の屋根裏からチムニー側面を使って、屋根にアクセスできたりすると、リスクが格段に下がる。設計段階からコンサルさせていただいている案件では、以下のようにして、ユーザー自ら安全にメンテナンスできるように配慮している。

【ベランダから煙突トップへアクセスする施工例】

今回AGNIを設置したお家は、もう2年近く前の設計時からコンサルしていたので、メンテナンス性、煙突掃除の作業性の良さにもこだわっている。二連...
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新築の設計時点から数年越しでコンサルしていた案件だ。 このように、かわはら薪ストーブ本舗では、基本的にユーザーが、安全に自分でメンテナンスで...
私が初期の設計段階からコンサルさせてもらう場合には、煙突トップへのアクセスをいかに容易にするかを重視している。具体的には梯子をかけることなく...
今回の『薪ストーブライフ25号』で紹介された三井邸では、建築(設計)前から相談を受けていたので、これまでの私のノウハウをとことん盛り込んでい...

【小屋裏、チムニー側面から煙突トップへアクセスするかわはら式チムニーの施工例】

神奈川県での古民家リフォームで、薪ストーブを設置する話をいただいた際に、現場を確認に行った。薪ストーブの設置場所は3プランあって、一つは家の...
チムニーの側面のサッシを通って小屋裏から屋根に簡単に出入りできるように、メンテナンス性を重視して設計した「かわはら式チムニー」が完成した。こ...
現在は、東京、長野経由で北軽井沢入りしているが、千葉に滞在していた時に、連日のように煙突掃除やメンテナンスに出ていたので、これからしばらくの...

このような設計でない場合には、梯子をかけて屋根に上がる必要がある。

煙突トップへのアクセルスートの確保

脚立や梯子を使って、屋根に上がる場合には、脚立や梯子の転倒リスクが高いので、雨樋の金具などを利用してなるべく固定するように心がけたい。

万一に備えて、雨樋の金具に脚立を固定

下屋根への梯子も同様に固定

また、強風の時には作業を見合わせた方が無難だ。

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