トップのカバーの裏側を綺麗にした後には、ルーバー、そして金網部分の煤を刷毛で落としてやる。なるべく外部に飛ばないように内側に落とすように作業する。薪が乾燥していなかったり、焚き方が上手でないと、この金網が煤で詰まってしまって、きちんと排気しなくなってしまう。
次に内側に落とした煤やトップの平たい部分の溜まっている煤を一ヶ所に集める。その際に皮すきを塵取り代わりに、刷毛をほうき代わりに使うと簡単に回収できる。
最後にブラシで煙突内部の煤を落としてやる。下に落とした煤を回収して煙突掃除は終了。
このような手順で屋根に上ってトップを分解して掃除しないと、肝心の部分が掃除されないのだ。煙突掃除は下からブラシを突付いただけでは、あまり意味がない。それでやったつもりになっている人もいるけど、肝心のトップ部分がすごいことになっているケースも多い。