一般的なロケットストーブは少量の薪で効率良く燃えてくれるけれども、室内で使うためには排気の処理が問題となる。屋外での使用であれば、ヒートライザーから立ち上がった排気をそのまま大気中に放出できるけれども、室内でそれをやったら家の中が煙だらけになってしまう。何らかの形で排気を回収して煙突から屋外に送り出してやる必要がある。
燃費が良く、天板でヒートライザーからの直火での料理も可能で、なおかつオーブン室がついていて、室内で使える、よくばりなロケットストーブを開発中だ。
実際に形を作って、試作して火を入れて燃焼状態を観察して、改良点を見つけて修正して再びテストするということを繰り返して、今回で第三段目のテストに入った。
第二段の段階でもかなり良い感触を得ていたので、調子に乗って、さらなる燃費向上を目指して排気部分をいじってみた。さらに炉内に断熱材や蓄熱材を入れて、燃焼温度の向上を図ってみた。
上から着火方式でマッチ一本で点火
さすがに杉の葉は良く燃える
焚きつけの細い薪に炎が移る
炉の扉を閉めて温度が上がるのを待つ
初期段階では、灰受け皿を引き出して、空気を多目に送り込んでいる
隣のドブレ700SLと比べると背の高さ、大きさが判る
前回よりも排気経路を絞っているので、焚きつけが、かなり難しくなった。排気をいじったら吸気も同時にいじらなくてはバランスが取れないのは車のエンジンチューンと同じようだ。今回は単純に排気を絞っただけなので抜けが悪くなって、扉を開けると、炎や煙が室内側に漏れてくるようになってしまった。上の写真からも煤が正面の扉の上に付着している様子が観察できる。
焚付け時に必要な部分として、もう少し排気部分の改良と、一次燃焼の吸気を強力に入れてやることが課題となったので、この部分については、後日修正して第四弾のテストに臨むことにする。
このまま引き続き、温度を上げてメインの薪を投入して、安定燃焼時のテストに進む。(続く)
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