薪にはもったいない?

最大で直径40センチクラスの真っ直ぐな杉やヒノキの大量伐採現場。「もしかして製材して太い柱用の材木になる?」みたいな話があって熟練の目利きの人に見てもらった。
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40年位の樹齢
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年輪の目がこれだけ荒い(成長が早い)と、十分な強度が出ないそうだ
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根元から4メートルくらいの部分に、こういうちょっとした節の痕跡があるだけで、見た目が悪く価値がなくなるそうだ。パッと見は皮と見分けがつかないような微妙なものでもNG。相当気合を入れて手入れして育ててきた樹木でないと商品価値はなさそう。
そういうわけで、素人目で「これ材木になりそう」と思うようなものでも、なかなか実際に使えるものは稀だということが判った。厳選して高く売れるものだけを使うことからも、輸入材に押されて、国産材が少なくなっている現実が垣間見られた。
バンバン薪にしてしまった方が良さそう。
※薪や工作材料として使いたい人がいたら、無償でご案内します。
【原木所在地】千葉県山武市
【情報有効期限】7月末まで
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コメント

  1. かなパパ より:

    この間、タイトルの映画を見てきました。
    薪人として、とても興奮、感動しました。
    話の中で出てきた杉材は、とても立派でびっくりしました。
    言われてるとおり、年輪は細かくまん丸で節なし。
    ホームセンターのSPF材なんて酷いものですけどねえ
    (^_^;)
    国内で安く売るには、元が取れないのですかね。

  2. かわはら より:

    かなパパさま:
    この映画、機会があれば、私も観たいです。話題になっていますね。
    ホームセンターの材料はSPF材だけでなく、他のも含めて、ぐにゃぐにゃ曲がっていて、まともなものはほとんどないですよね。
    国内で人件費や機材の代金を回収するためには高く売れる材木しか手につけられないというのが現状ですねぇ。