DIYで薪ストーブや煙突を取り付けようとしている場合に、色々あった方が便利だけど「最低限、これだけはあった方が良いだろう」と思う道具を紹介しよう。
まずは測る系の道具・・・・差し金、メジャー、水平器(30センチの長さが一番使いやすい)、下げ振り、鉛筆、カッター、マジック、マスキングテープなど
回す系の道具・・・プラスドライバー、六角レンチセット、10ミリと13ミリ、17ミリのスパナ、ソケットレンチ、インパクトドライバー、ドリルビットなど
マキタ 充電式インパクトドライバ 10.8V TD090DWXW バッテリー2個付き () マキタ |
ちなみにインパクトドライバーと形の似ている、ドリルドライバーは使い物にならない。力が弱くネジを打ち込めないからだ。インパクトドライバーでも古くてバッテリーがNi-Cdで劣化していると数本のビスを打っただけでハテてしまい、同様に使い物にならない。これから買う場合には、ある程度実戦投入できるレベルのLi-IONのバッテリーのものをお勧めする。
入れる系の道具・・・腰袋(高所作業で手に道具やネジ類を持てないのであると便利)
ない場合には汚れても構わない肩掛けのバッグなどでも代用できるが、いずれにしても平らで置き場所があるような地上ではなく、屋根の上などで、道具、部材、ネジなどの置き場所が全くない状況で自分の身体を手で支えながらの作業ということを念頭において欲しい。
その他の道具・・・ゴム系の滑りにくい作業用手袋(軍手だと滑りやすい)、ヘッドライト(暗いところでネジを回すのに便利)
煙突固定に必要なネジ類、ビス、ナット類も基本的には製品に付属してないので、あらかじめ部材を開封確認して、適切な長さ、太さの資材を用意しておこう。通常の煙突工事の際に、最低限必要なものとしては以下のものだ。
40ミリの長さのコーチボルト × 6
上記用の平ワッシャー ×6
40ミリの長さの木ねじ(コースレッド) × 30-50本程度
他にもブチルゴムの両面防水テープ、コーキングなどもあった方が良いケースもある。
個別の現場の状況や必要に応じて、ヘルメットや安全帯やロープなどの安全のための保護具や足袋などや、現場の状況に合わせたハシゴや脚立、足場板なども考えておく必要がある。作業内容や手順をあらかじめ想定して取り揃えておいて、当日になってバタバタと慌てないようにしたい。仕事は段取り8割、実際の作業が2割程度のイメージだ。
「DIY設置コンサル」の場合には、施主さんが既に、このくらいの道具を持っていて、ある程度は普段からDIY作業などを行っていて使いこなすことができるという前提で訪問している。遠方の場合は飛行機や新幹線で移動するので、工具なしで手ぶらで行くこともある。そもそも私が道具を持っていくと、最初からそれに甘えてしまって、施主さんが本気でやる気が出なくなってしまう。
もし工具を持ってない場合には、それだけのために工具を買うのはもったいないので、あらかじめ申し出て欲しい。たぶん土壇場で工具類をに揃えたとしても、設置工事の後は眠らせてしまうだろうし、当日、いきなり使いこなすのは難しいだろう。その場合には、(コンサル代金の他に、作業日当2万円をいたいたうえで)私が工具持参で訪問して、私が主体で工事を行い、依頼者様にはお手伝いに回っていただいた方が良いと思う。それでも工具一式を新たに買い揃えるよりは安上がりだと思う。
※薪ストーブコンサル契約書
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コメント
なるほど。
DIYはこのくらいの基本セットが必要なんですね。
これから、いろんなDIYにチャレンジしようと思っているので、とても勉強になります。
S15さま:
これは薪ストーブや煙突の取り付けに必要な工具なので、作業内容によっては別のものが必要になることもあるかもしれません。
木工作業の場合には、丸鋸とかスライド丸鋸などもあると、作業効率が大幅アップします。