今シーズン終了での初の煙突掃除の第一号案件。
併せて薪の配達もご依頼いただいた。
なかなか難しい案件で、通常の家と違って、屋根の高さが非常に高くて二連梯子がかからない。
隣の家に二連梯子をかけて、屋根同士に足場板をかけて、サーカスの綱渡りのようにして移動した。
普通の感覚だと怖いけど「地面に足場板を置いて、その上を歩いている」と自己暗示をかけて、足場板だけを見て地上を見下ろさないようにして渡ると、何とかなってしまう。
チムニーの蓋の裏側に付着した煤
煙突掃除の後の綺麗になった状態
煤の量は2シーズン分で茶碗一杯くらいだった。
1シーズン分だったらコーヒーカップ一杯分くらいだろう。
サラサラの煤で量もそれほど多くはなく、上手に焚いているのが判った。
でも、さすがに2シーズン掃除しないで溜め込むと、チムニー蓋で冷やされて付着した煤がそれなりに溜まり、限界を超えた分が飛散してしまう。
煙突内の煤はコーティング状で煙道火災になるほどではないけど、トップにはそれなりに溜まるのだ。
上手に焚いていても、やはり1シーズン後に毎年やった方が良いということが再確認できた。
ご本人のよるブログの記事はこちら。
森のおうち~BFと薪ストーブ~ 『煙突を掃除しました♪』
コメント
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川原さん お世話様です。
先週 薪ストーブの扉を開けた際に
煙&焔が室内側にでてきてしまったので おかしいと思い煙突Top(フラッシング+丸TOP)を点検したのですが
鳥除けの亀甲網に煤が案の定大量に付いていました・・ついでに煙突内もブラッシングしたのですが、ラーメン丼ぶり一杯分くらいのフワフワした煤がとれました。昨年はコーヒーーの粉のようなサラサラした煤が茶碗一杯分くらいだったのですが 原因はどのあたりにあると思われますか?
使用機種はスキャン10Glcbで煙突ストレート屋根出しALL2重煙突です。
煙突ダンパーは天板全体が200超えたくらい(この状態で煙突付近の天板は400°超える感じです。)で全閉にしています・・
煙突ダンパー全閉の理由は煙突ダンパーが開いている状態だと
バッフル下の2次燃焼抗からの炎が
ガスバーナーのように吹いてしまうので・・
一次燃焼のつまみは半分くらい閉めて(穴の大きさ小指の爪位でしょうか・・)
エアーウォッシュのつまみは大体2/3位開けていることが多いです。
お時間ある時で結構ですので
教えていただけると助かります。
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お木楽男さま:
二次燃焼の空気がガスバーナーのようにならないように焚いていることで、不完全燃焼しているのかもしれません。
薪ストーブの燃焼状態には様々なステージがありますので、大量の未燃焼ガスが出ている時は二次燃焼の空気もフル活用してやらないと燃やしきれないです。
その時の煤の累積だと思います。
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アドバイスありがとうございます。
二次燃焼の焔がユラユラした感じが
一番いい状態と思っていました。
温度が上がったら空気を絞ってそれで終わりでなく状況に応じて何度か
空気量を調整して試してみます。
また お願いいたします。
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お木楽男さま:
煙突を確認して目視確認できる煙が出ているかどうかが分かれ道です。
単純にユラユラした炎だけを追求すると、意外とモクモク煤や煙が大量発生します。