ユーザーが安全かつ簡単に煙突掃除できる工夫

今回の『薪ストーブライフ25号』で紹介された三井邸では、建築(設計)前から相談を受けていたので、これまでの私のノウハウをとことん盛り込んでいる。
まず最初のポイントは「煙突掃除のしやすさ」だ。ユーザーが自分で安全に、楽に、簡単に煙突掃除できるようなプランを提案して、実現した。
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2階から階段を上がっていくと・・・
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棟屋から屋根と同じ高さのベランダに出られる
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ベランダを歩くと、そのまま屋根に出て煙突にアクセスできる
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脚立も梯子も不要で煙突掃除できる設計
角トップ(チムニー)による煙突施工は、雨仕舞いに有利なだけではない。道具や身体をチムニーに預けて作業できるので、転落事故の心配が少なく安全かつ確実に作業できるメリットも大きい。
煙突掃除は毎年のことなので、これを業者に依頼しないとできない設計と、自分で簡単にサクっとできる設計では、ランニングコストが大きく違ってくる。自分でメンテナスすることで、構造や仕組みを勉強することもできるし、焚き方の反省もできて、より一層、薪ストーブに対する知識と経験を積むことができる。
このプランなら思いついた時に30分もあれば煙突掃除は完了するだろう。
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