巨大チムニーの内部は、小さな吹き抜け空間

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薪ストーブ設置スペースの炉台周りがチムニー内部にあり、その上が小さな吹き抜けになっている
吹き抜けなしで一階の天井をふさいでしまったり、巨大な吹き抜けにしてしまうパターンが多いけど、この家はユニークな設計になっている
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チムニー内部の吹き抜けを見上げると室内窓がある
ちなみに、このように極めて狭い吹き抜けなので、二連梯子をかけることはまず不可能。仮に無理やり突っ込んで立てかけることができたとしても、角度が急過ぎるし、梯子を突っ込むだけで人間が作業するスペースが残らない。内装工事が終わってからの煙突工事は不可能と判断して、現場監督と話し合って、その前に仮設の室内足場を作ってもらえることになった。
室内窓から仮設足場に降りて、無事に煙突取り付け作業ができた。この続きの煙突の延長は室内窓から何とかできることを確認してきた。
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二階の室内窓から吹き抜けの煙突貫通部分を覗き込む
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この部屋が洗濯物を干したりするユーティリティスペースになる(洗濯機、水周りが2Fの隣の部屋にくる)
この窓枠に取り付ける室内窓を開いて、薪ストーブの熱気を積極的に二階に取り入れることができるような設計になっている
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コメント

  1. Mr.トリデ より:

    2階のユーティリティスペースへ熱気を導入する窓の他にも、広い炉台や背面の吸気口とおぼしき穴?など、本当に色々考えられている案件ですね。
    これらも、かわはらさんのアドバイスによるものですか?

  2. かわはら より:

    Mr.トリデさま:
    はい。外気導入の穴も炉壁に設定しております。
    これは新築前の設計段階からコンサルしている案件です。
    最初は工務店に一括で薪ストーブも依頼しようと思ってたそうですが、薪ストーブと煙突工事を、私に分離発注してくれたので、工務店と連携しながら進めています。
    設計の早い段階で依頼していただいたので、私の持っているノウハウを現場にアレンジして可能な限り投入しています。