静岡県清水区で毎年、煙突掃除の依頼を受けているお家。今回の関西薪ストーブの旅のタイミングに合わせて帰り道に寄らせてもらった。
ここは、建築廃材を中心に焚いている。知り合いの大工さんなどが家まで廃材を持ってきてくれるそうだ。薪を集めに行かなくても、自動的に持ってきてもらえる状況ならば、それもありだろう。
しかし、煤がかなり多く、煙突掃除は大変だった。
トップを外したところ
煙突内の煤を観察すると大量付着
炉内に落として、どっさり回収
炉内も綺麗に掃除して、パーツに防錆スプレーを塗布
部品を組んでいく
コメント
ドブレ640ですか?
さすがプロの掃除ですね!
ワッフル状の所がすごく綺麗になっていて驚きました。
先日、同じストーブを掃除しましたが
こんなに綺麗にはできませんでした。
水洗いしたくなりました。(しませんけど。)
はじめは真鍮ブラシを動力工具で使っていましたが、この入り組んだ形状が面倒でサンドブラスターを使い始めました。仕上げにシーズニングを施していましたが、手間がかかり過ぎるので現在は耐熱スプレーでオフシーズンを保っています。
それと、つい先日、地元のプレカット工場の見学をしてきたのですが、乾式防腐処理というのを知りまして、見た目には無垢材と変わらない色をしているので、海に貯木される外材はもとより、建築廃材はこういうことを知らずに燃やしていたら良くないんだろうなあと思いました。
もんもさま:
はい。その通りです。
コツがありまして、皮すきを使って粗方落として、その後に、ワイヤーブラシ、歯ブラシ、刷毛と少しづつ柔らかいものに道具を切り替えていけば、簡単に綺麗になりますよ。
たんざーさま:
サンドブラスターを使うと確実ですね。その後、耐熱スプレーをしておけば、シーズンオフの錆びからの保護としては完璧だと思います。
廃材に関しては、天然の木とは違って、色々問題があるケースも多いと思います。
どういう廃材だと、こういうススが多くなるか焚いていた実物廃材もみたいですねー
うさぎさま:
今回は薪の写真を撮ってきませんでしたが、来年憶えていたら、撮ってきます。