高木角トップの凄さ

チムニー&角トップが、長期に渡る雨仕舞い、そしてメンテナンス性に有利なことは、いつも言っていることだけど、国産の高木工業所性の角トップならではの凄さがある。
それは角トップの上下で完全に縁が切れていて、角トップの下側に煙突、上側は角トップ本体だけで、煙突が角トップ内部で貫通していないことだ。
これは当たり前のことではなく、多くの他社製の場合には角トップの本体内部を煙突が貫通していて、そこをストームカラーやコーキングで雨仕舞いしているケースがほとんどなのだ。熱や煤にさらされる部分にコーキングで雨仕舞いというのは疑問が残る。
そういう観点から、見た目は同じようだけど、製品的には全然別物だ。
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煙突の先端は角トップの本体の下側に納まる
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ベースを取り付け
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断熱材を内部に敷き込める
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角トップ本体の構造で、この筒が煙突内部に挿入されて、上下の縁が完全に切れる
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本体を乗せたところ
台風などで、ルーバーから雨が角トップ内部に吹き込んでも、半永久的に物理的にチムニー内には絶対に雨が入らない。煙突内部にも風除け板が蓋にセットされているので、雨が浸入しにくい、非常に優れた構造なのだ。当たり前のようだけど、意外とこういう構造の角トップは少ない。

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コメント

  1. 野呂昌彦 より:

    はじめまして。
    青森県でりんごの木を薪にしてストーブを使用しております。
    ストーブから角トップまでホンマ製作所なのですが、角トップ(W824)の底板から雨漏りしてコーキングで抑えている状況です。使用している煙突はホンマ製作所の200㎜二重管です。
    煙突を交換せずに高木工業所の角トップに置き換えることは可能でしょうか。又は、かわはらさんのオリジナル角トップでは対応可能でしょうか。
    教えてください。

    • かわはら より:

      野呂昌彦さま:

      自己紹介と状況説明をありがとうございます。

      現在お使いの角トップが取り付けられているチムニーの外寸によります。

      現在はW824の製品なので外寸が800程度だと思われますが、いかがでしょうか?
      もし780以下でしたら、高木でも、オリジナルでも交換可能です。それ以上ある場合には、若干チムニートップの加工が必要になります。