去っていった従業員

梅雨明けして本格的な夏がきた。ウッドデッキに設置してある、薪ストーブのホーローの緑と、植物の緑のコラボの季節だ。
これだけ暑いと、なかなか薪ストーブに火を入れる気にもならない。BBQの時のコンロとして時々使う程度になる。冬場は薪ストーブで沸かしたお湯を使うけど、この時期はガスや電気が熱源なので、コーヒーの味も、少しだけまろやかさに欠けるが、それでも十分に美味しい。
今年の上半期も既に終わっていて、その時にはバタついていて振り返る間もなかったけど、コーヒーを飲みながら、ふと考えていた。
今年の1月から、かわはら薪ストーブに初の従業員が入って、育ててきたけれども、半年間で個人的な事情によって突然去って行った。やる気と根性もあったし、料理という特技、人当たりの良さや接客能力もあったし、将来設計も感じられたので、今後を楽しみにしていただけに、とても残念だったし、がっかりした。
もし彼がまた戻ってきたいと思ったら、その時に状況が許せば、受け入れようと思っている。冬が本番の薪ストーブ店だから、季節労働者のように冬だけ働くのもありかもしれない。せっかくの縁なのだから、大切にしていきたい。
コーヒーの淹れ方とか、料理の基本など、私が知らない世界を教えてくれて感謝している。
そんなことを思いながら、過ごした朝のひと時。
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ショールームのテラスには朝顔が咲いている
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緑のカーテンを眺めながらの朝のコーヒータイム
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注ぐお湯の量はビーカーで正確に測る
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適切な蒸らし時間を確保した後、ハンドドリップで丁寧に淹れる
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ハンドミルでじっくりと挽く
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とっておきの生産国だけでなく個別の農園までトレースできている、取り寄せ、焙煎したてのスペシャリティーコーヒー豆
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かわはら薪ストーブは全国

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コメント

  1. うさぎ より:

    人生は思い出が大事。         幸せはそこにある!          川原さんはその思いを大切にして!                       人間交差点、それぞれありますよね。

  2. かわはら より:

    うさぎさま:
    心のこもったアドバイスをありがとうございます。

  3. shige02 より:

    感じの良い青年でしたね。
    小さな事業者にとって、最初の一人を雇うハードルはとても高く、まして、その人が一人前になるのは、とてもとても難しいことと思います。
    また、一人前になれば、顧客を奪って独立したりする、そういう人もチラホラいるし、そこまでのタマでなくても、集金をごまかしたり、まあ、本当にいろいろな人がいます。
    おそらく夫婦や親子、親戚ではない、赤の他人を雇うこと、これが一番商売の難しいところじゃないかなと思います。

  4. かわはら より:

    shige02さま:
    実際に会ったことのある人だと、雰囲気も解りますからねぇ。
    人を雇うのって、本当に難しいですねぇ。