どうだ参ったか?これが薪ストーブで焼いたパンだ!

事前準備として、生地をこねて、薪ストーブの炉台の余熱で発酵させておく。生地の粉に何を使うかは、それぞれのこだわりで選択すれば良い。生地をこねるのには、ホームベーカリーがあれば簡単だ。薪ストーブの熾火がある時は「こねる」モードだけ使って薪ストーブで焼けば良いし、熾火がないオフシーズンは「最後まで焼くモード」で使えば1年中使える。

ホームベーカリーの使い方とか、粉生地の配合などは本体付属の取り扱い説明書を読んでもらうことにして、今回のこの記事では、薪ストーブを使った焼き方に重点を当てて紹介しよう。ポイントは、熾火の量のコントロールだ。まずはガンガン焚いて熾火を大量に作る。その後で、生地を入れたダッチオーブンを炉内に投入するタイミングを見極めるのが大事だ。熾火が多くて強すぎると、焦がしてしまうし、少なくて弱すぎると生焼けになってしまう。
比較的炉内の小さなビンテージ35でも、このように炉内調理ができる。私が薪ストーブ設置工事をした関西のお客様宅に泊めてもらった時の、朝食を紹介しよう。このように、バリバリ使いこなしてくれているのが、とてもうれしい。
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このくらいの熾火の時に、キッチンペーパーを敷いて生地を流し込んで、ダッチオーブンの蓋をして焼く(15分から20分程度)
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その後で蓋を取って、上側に焼き目をつける(10分程度)
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焼き上がりをダッチオーブンから取り出したところ
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表面は香ばしくパリパリで、中はふっくらモチモチで、とても美味しい♪
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ヘルシーで美味しい朝食の完成♪
薪ストーブで作る場合には、それなりに手間や時間はかかるので、忙しい出勤前、お出かけ前には厳しいけれども、ゆっくり過ごしたい休日の朝食に試してみてはどうだろうか?
真冬にガンガン焚き続ける時には、熾火での炉内調理をするチャンスがあまりないかもしれないけど、今の時期は焚き続けずに鎮火させることになるので、熾火のタイミングが必ずあるはずだ。そんな時には炉内料理にも挑戦してみよう。これまでやったことのない人も、一度試してみて欲しい。

「よくある質問」で、炉内調理での時間の**分というのは、あくまで参考タイムで、実際には炉内サイズや熾火の量、食材、素材の量や質によって異なってくる。自分の環境で何度かトライして最適を見つけるしかない。

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コメント

  1. ガヤ より:

    参りました!
    ゴトクの代わりに耐火レンガを置いてその上に鍋を乗せるのがまたテクニックですねぇ。
    底の焦げやすさをカバーし、側方と上からの包熱が中心となってまさにオーブン。このアイディア頂きです!

  2. かわはら より:

    ガヤさま:
    さすが、見るポイントが違いますねぇ。
    真似できるところはして、美味しいパンを楽しみましょう♪

  3. 02 より:

    「捏ねないパン」というのを知り、簡単そうだったのではじめました。
    いろんなやり方がありますが、この通りにやって問題無いので↓のやり方でやってます。

    「こねないパン★ホシノ天然酵母」の作り方。タッパーとスプーンで作る画期的なこねないパン。リピーター続出です。 材料: 国産小麦、ホシノ天然酵母、塩
    捏ねずに混ぜるだけなので、使う道具もスプーン、ボウル、ボウルにあった大きさのフタくらいです。
    ぐるぐる混ぜるだけですので5分くらいで生地ができます。
    1.粉を計量していれて 2.塩入れて 3.天然酵母いれて 4.お湯(30〜40度くらい)いれて 5.スプーンでぐるぐるかき混ぜれば
    完了です。
    9時につくってストーブ横で寝かせて朝7時には膨らんでます。
    灰に覆われて熾火が見えるか見えないかくらいの時に焼いてます。
    写真ではクッキングシートを使ってますが、これはダッチのコゲを取ろうと炉内に長時間入れすぎたダッチの中がボロボロになったからです。
    通常のダッチならクッキングシートいらないと思います。
    うちもダッチボロボロになる前はそのまま焼いていて問題ありませんでした。
    天然酵母は作るのが手間なので、粉末タイプ使われるならとてもお手軽だと思います。
    ご参考まで。

  4. かわはら より:

    02さま:
    簡単な生地の作り方の詳細の実例の解説をありがとうございます。
    これならホームベーカリーなしでもOKですね。

  5. 02 より:

    ガヤさん
    ピザ焼く時もゴトクの上に薄型耐火煉瓦載せて焼くと底焦げにくいです。
    厚みが出て天井に当たりそうになるので厚み半分の薄型耐火煉瓦が良いと思います。
    正直耐火煉瓦厚いの2つ、薄いの2つあればゴトクそんなにいらんような。
    レンガ4つで400円ちょい?ですしね。

  6. かわはら より:

    02さま:
    さらなる炉内調理のアイデアをありがとうございます。
    コスパ抜群の道具ですよね。

  7. ガヤ より:

    02さん:
    フォローコメントありがとうございます。
    薄型耐火煉瓦よいですね。コロンブスの卵的なアイディアだと思います。
    うちも試行錯誤で既に高さ違いで3種類のゴトクを使用していますが、耐火煉瓦も選択肢に入れようと思います。まさしく安いですし。
    で、気になったのですがこのダッチオーブンはどのメーカーの物でしょうか?一瞬スノーピークかなと思いましたが、違いますね。
    今回のパンのような用途にはばっちりなサイズ、深さだと思いまして気になりました。

  8. かわはら より:

    ガヤさま:
    このダッチオーブンは02家のガスコンロのオマケ(付属品)だったように記憶しています。
    彼の過去のブログの記事を遡って読むと書いてあったと思います。

  9. ガヤ より:

    かわはらさん
    情報ありがとうございます。02さんのブログを読み返してみます!

  10. 02 より:

    かわはらさん ガヤさん
    おっしゃる通りオマケです。
    リンナイのプラスドゥというガスレンジを買ったらついてきました。
    これがなかなか使い勝手が良いサイズです。
    重ね煮に、パン焼き機に、と、中4日も間を空けず登板させていたらこガチガチのコゲがつきました。
    炉内に入れてコゲを取ろう!と
    脳みそを迂回して放り込んだら怖いくらい真っ赤っかになりました。
    同じくらいのサイズ、もいっこ欲しいです。
    ダッチも入れっぱなしはダメですね、