上手に焚けばスプーン一杯分の煤

薪ストーブの使い方は、煙突掃除をすれば一発で判る。

ネットで自分で煙突掃除した画像も時々出ているけど、あまり上手に焚いているとは思えないものばかりだ。

「思ったより少ない」なんてコメントとともに、丼一杯分くらいビニール袋に入っているのを見かける。

本当に上手に焚いた場合は、こんな感じでスプーン一杯程度だ。それで、煤よりも灰の方が多いくらいだ。
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煙突内の煤を炉内に落としてビニールの上で回収したところ
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灰と煤が混じってグレーの色で、量は「スプーン一杯」程度
「オチョコ一杯」「カップ一杯」「茶碗一杯」と様々なレベルがあるけれども、この程度までだったら【合格点】。

「丼一杯程度」は【要注意】だ。燃焼温度が低いか薪の乾燥不足を疑ってみよう。ネットに上がっているのは、このレベルが多い。

「バケツ半分から一杯」と、食器の量を超えだしたら【危険レベル】だ。
毎年、シーズンオフにメンテナンスすることで、そのシーズンの使い方の判断と反省ができるので、必ず毎年行おう。

ベテランになって慣れてくると「この程度の量だったら今年はやらなくていいか」って、煙突掃除を間引きするようになってくる人も中にはいるが、その間引きのタイミングによっては、煤やタールが自分の推測以上に溜まっていて、次のシーズンの使用した時に、その煤に引火して煙突内で燃えてしまう「煙道火災」という現象になることもある。

毎年のように薪ストーブでの火災のニュースを聞くけれども、このパターンが意外と多いのだ。
煙突内の可燃物は確実に除去して安全に薪ストーブを使おう。

まだ煙突掃除をしてない人は、油断していると涼しくなって「焚きたい」と思っても焚けない状況になる。ギリギリまで引っ張らないで、なるべく早めに済ませておこう。

シーズンに入ると、薪ストーブ店はリフォーム案件への薪ストーブ設置工事や薪の配達で忙しくなってくるので、煙突掃除の依頼をしてもすぐに動けない状況が多くなる。

快適な薪ストーブライフを送るには「毎年の煙突掃除」が必要です。 掃除をしないと煙道火災のリスクがあります 使用…

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