中古物件として家を買った時に最初からついていた、中国製の鋳物ストーブ&シングル煙突壁出し、横引き長い配管を使ってきたけど、煙モクモク、良く燃えないし、燃費も悪いから入れ替えたいという依頼を受けた。
このコーナーに設置された小型の薪ストーブを撤去して、別のものと入れ替えて欲しいという依頼
このような900×900のコーナーに、通常サイズの薪ストーブを設置するのが現実的には色々と難しい。
シングル煙突で吹き抜けを上がって天井付近で折り曲がっている
見るからに煙突掃除しにくい感じだ。
屋外に出た後、軒下を長く横引きして、その後の立ち上がりが少ないありがちなパターン
煙突掃除も大変だし、使い勝手が良くないことを実感されたらしい。この煙突と配管ルートでは、他のどんな薪ストーブと入れ替えたとしても、変化は感じられない。
今回の訪問で、思い切って屋根から抜いて、設置場所も含めて変更することを提案した。実際に暮らしていると、部屋のレイアウトを大きく変えることは考えつかないことが多いけど、先入観を捨てて「この家に薪ストーブを設置するとしたらどこが一番良いか?」という目で見ると、自然と設置場所が見えてくる。
現在テレビが置かれている階段下の、このスペースに設置することを提案した
屋根の棟付近にチムニーを作って、そこから煙突を抜く
12月の中旬まで、みっちり仕事が入っているので、この現場は12月下旬から年明けくらいに工事することになりそうだ。お客様の希望は「クリスマスには新しい薪ストーブの火を楽しみたい」ということだったので、希望が叶えられると良いと思っている。この現場が今年最後か、年明け一番の薪ストーブ工事となりそうだ。
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コメント
まさに中古の山荘でお気に入りを探せたかんじですねー?
だとするとオーナーのお悩みを川原のノウハウでここは改善したいですよね。
だとしたら滞在期間が3~4日前後で蓄熱を躯体に保持しにくいので、立ち上がりの早い鋼板ストーブで狭いので例えば横型よりかは多少背の高い縦型ですかねー?
長くいられるならソープストーン製の薪ストーブは薪の燃費や日持ちも良いので楽ですよね?
私の周囲の山荘をついつい連想してしまい憶測でごめんなさい!
15年前かそれ以前、薪ストーブ黎明期の日本における煙突工事ではこういう煙突掃除がイヤに(ムリに近い)なるレベルのがかなり散見されます。ここの案件はまあ煙突掃除マイナス80点級の落第施工ねぇ。
うさぎさま:
機種については、本人が決め打ちしてきたので、私はそれに従って発注します。
設置後のレポートをお楽しみに♪
薪よう子さま:
おっしゃる通りですね。煙突掃除に偉く苦労したと言ってました。