-10℃の環境(寒冷地)での煙突工事の注意点

今回の札幌での煙突工事は、普段の地元での工事とは違う過酷さがあった。気温が低いために、作業性が極端に悪かった。普段の条件が良い時の2倍くらいの時間がかかると思っておいた方が良い。実際に、普段ならば一人で一日で終わる作業を、二人で一日かかった。もし、一人でやっていたら、2-3日かかっただろう。
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駐車中の車の室内側と屋外側の気温センサーの数値
日中でこれだから、夜間の最低気温は-10℃近くまで下がっているだろう。
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タイヤの周辺には氷柱と氷の塊が付着
このような環境下で作業する場合の注意点を書いておく。

1.屋根の上での作業も、除雪して足元を整えるところから入るため、安全確保のためにそれなりの時間が必要
2.ビスやナットを取り付ける作業の時は作業手袋を外さないとできないので氷点下の濡れたところでの素手作業が必要
3.インパクトドライバーのリチウムイオン電池の持ちが極端に悪くなる
(普段ならバッテリー交換なしでも一日作業できてしまうけど、2回も交換することになった)
4.早い時間に暗くなってしまうので、作業時間が限られるし、撤収時に道具を片付ける時にも見えなくて苦労する

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作業前の屋根は、このような状況だから除雪から入る
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今回はお手伝いのスタッフがいたので、私の作業中の写真を撮ってもらえた
腰を単管パイプに固定したり、補助スタッフの手で確保してもらったりして、万一滑っても大丈夫なようにして作業した。実際に足元が悪い中だと力を入れられないので、ビスをインパクトドライバーで単純に打ち込む作業さえも簡単にはいかない。
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屋外側作業の完了後の撤収時の記念写真
過酷な環境の中で、難易度の高い仕事を完遂したことが、表情に出ている。
ご褒美に、札幌での設置工事だったので、札幌のビアバー「月と太陽BREWING」に(バスで)飲みに行った。
https://photos.app.goo.gl/iTbuVC1bfUuCaaSCA

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