台風15号が千葉県を通過した翌日は都内での薪ストーブ設置工事だった。
前日の千葉へ帰る時の大混乱をふまえて、、交通量が増える前の早朝に大幅に早く出発して、現場近くで待機する作戦を取った。千葉県内では停電していて信号が点灯していない場所が多いので、通勤時間帯になると交差点ごとに大渋滞して到着時刻が全く読めないからだ。
早めに現場近くに到着して、最寄のコンビニの駐車場で朝食を摂っていると、偶然千葉(九十九里)から来たという外構屋さんに声をかけられた。私の軽トラが成田ナンバーだったのを目にしたようだ。お互いに地元で大変だった情報交換をした。
その後に現場に行って、事前にこれまでお客様が使っていた既存の薪ストーブを煙突から取り外して、分解して運びやすくしておいた。
重量物の運送屋さんが到着したら、まずは既存薪ストーブを撤去して置き場所を確保してから、新しい機種に入れ替えた。旧機種に関しては、特に不具合があるわけではないけど、お客様が「別のストーブに入れ替えたい」ということだったので、下取りという形で引き取った。それが何か気になる人もいるかもしれないけど、撤去した機種名について、この記事ではあえて公開はしない。メーカーや機種の批判がブログの目的ではないので、この件に関してコメントで質問いただいたり、メールいただいても回答しない。
今回は大型で重量級の機種を二階へ搬入するので、最初から自力での設置は諦めて、重量物運搬の専門業者に依頼してあった。クレーンでベランダを経由して運び入れる作戦だ。事前に現場に下見に行ってもらって、どのような機材、方法、人員で行うのか確認、見積もりを取っておいた。
お客様の話によると、以前使っていた薪ストーブは階段から運び上げていたそうだけど、作業員は腰を痛めて大変だったそうだ。平行移動なら何とかなるのだけど、上下方向の移動は人力では困難を極めるので、そうだろうと思った。無理して身体を壊すと仕事にならなくなるので、専門業者に任せるべきところは任せて、自分にしかできないことに集中するようにしている。
電線をギリギリでかわして冷蔵庫のような大きさの薪ストーブを吊り上げる
ベランダで受け止める人物と比較すると大きさが判るだろう
ここから先は人力で搬入のため補助の綱(つな)をかける
このように肩で荷重を受けて運ぶ
取り外した煙突の長さを調整して接続して、無事に設置完了
真夏の蒸し暑い時期の工事だったので、火入れはしなかったけど、大型の縦型のガラス越しの迫力ある炎で、今シーズンから楽しんでもらえるだろう。このお客様は、前から薪ストーブユーザーで、別機種だけど長年使っているし、自宅とは別のお店の方でもネスターマーチンの薪ストーブを使っているので、細かな取り扱い説明をしなくてもいきなり使いこなせる状況だった。お客様との協議の上で、火入れなしで退出することにした。
今回設置工事したRH43は、かわはら薪ストーブ本舗 北軽井沢店のショールームでも、実際に火入れできる状況で展示してあるイチオシのモデルなので、実際に見に来てもらったうえで導入してくれたことが、とてもうれしかった。「お店で見た時よりも、リビングに入れたら、より一層大きく見えて迫力がある」というのがお客様の感想だった。
10日間に渡る九州ツアーから、予備日もなしで、関東に戻ってきてすぐの設置工事のタイトな段取りだったが、台風の影響を何とかクリアして無事に完了して本当にラッキーだった。
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