「二重断熱煙突」と言っても色々ある。同じような形状だから、どれも同じように見えてしまうけど、実際に工事して触れていると、それらの違いを嫌でも感じてしまう。
組み付けたり取り外したりする時にロック部分の精度の良し悪しで、安心感が違うのだ。無理やり入れて強引に回さないと動かないものもあって、品質管理に疑問を感じてしまう。
メトスの国産煙突は高いけど品質は最高
今まで、カナダ製、イギリス製、中国製、ベルギー製、日本製、とさまざまな二重断熱煙突に触れる機会があったので、今回は特徴や違いについて書いてみたい。
カナダ製はがっちりした造りで丈夫な印象
イギリス製は思っていたより精度が悪く、組み付け、取り外しに苦労した
中国製は論外のクオリティの低さ
ベルギー製は値段と品質のバランスの取れていた
日本製は値段が高いけど、品質は最高
概ね海外製はローコストでそこそこの性能を出すという設計思想、日本製は値段が高くても最高の性能を出すという設計思想を感じる。
薪ストーブの生産国や性能のこだわる人は、煙突にもこだわりたいところだ。販売店に煙突の生産国やメーカーももきちんと確認しよう。