ネスターマーチンTQ33取り扱い説明

先日、建物の引き渡し直前に設置工事したTQ33の取り扱い説明に行ってきた。
TQ33は、ネスターマーチンに共通する炉内構造のため、燃え方は他のシリーズと似ているけど、煙突芯を中心に自由に向きを回せるところがユニークな機種だ。新築の設計時からコンサルさせてもらった。当初は狭い玄関で、リビング設置の計画だったけれども、広い土間を提案して採用されたので、この機種がぴったりハマると思ってお勧めした。(玄関の位置も変更した)
このように設計が固まる前の段階から相談を受ける場合には、薪ストーブを中心としてベストの使い勝手となるようなプランを提案できる。
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上から着火方式で点火
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スムーズに立ち上がる

背の高い薪ストーブなので、かわはら式耐震煙突固定法を採用している。建築時に下地の位置も確認していたので、安心して作業することができた。

かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。 薪ストーブ使用時に地震が…

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360°自由に薪ストーブの向きを変えられる
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このように、どこでもゲストが座った場所に一番見やすい向きに本体を回転させて動かせる
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リビングの机に座っても、炎が正面から見られる
背の高いストーブなので、土間の低い位置に設置してもリビングから炎を見る視線が低くなりすぎずに、楽しめる。三次元的にどの位置からも炎が良く見える設置ができた。

「薪ストーブ店に見学に行ったけど、ネスターマーティンは暖かくない・・・」 ネット上でたまに見かける意見です。 …

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コメント

  1. 薪よう子 より:

    玄関の土間に灯油の赤いポリ容器がありますが薪ストーブだけを主暖房にするにではなくて真冬は石油も併用ですか?
    家の大きさが分かりませんが薪ストーブだけに頼らないのは相当寒冷地だと真冬の光熱費の節約の意味とかもあります?TQ43なら一台で主暖房になるんでしょうか?
    設計には将来生活も視野に入れないと出来ませんから施主様との相互信頼関係が構築したんでしょうね!
    あと御年配のお姿が見受けられ拝見する限りではバリヤフリーの逆でリビングと玄関は相当な段差になりますが、今はお元気そうで心配とか将来ないんでしょうか?

  2. かわはら より:

    薪よう子さま:
    灯油ストーブは薪ストーブの取説までのつなぎだと思います。それから「ちょっとだけ肌寒いけど薪ストーブを焚くほどではない」くらいの時にも使えますね。
    TQ43という機種は存在するのかも、わかりませんが、今回のTQ33でちょうど良いサイズの住宅です。
    別荘なので、元気で来荘できる時に使う前提ですから、それで問題ないのだと思います。