設置直後の火入れ説明の際に、雨が降っていたために割れる状況でなく細めの薪を用意できなかった。かなり上級者向けのテクニックで太い薪だけで強引に焚きつけてしまった。
後日、お客様が、それと同じようにやってみたら、途中で消えて部屋の中が煙モクモクになってしまったということだった。
そこで、再訪問して基本に立ち返った方法をレクチャーしてきた。斧を持参して、お客様が用意した薪を焚きつけに適正な細さまで割って、必要な量を作ってから炉内に積んでいった。
個人的には鉈を使いこなして欲しいけど、楽に簡単に作るには、こういう専用の細割りづくりのツールもある。
上から着火方式だと、ロウソクのようなイメージで炎が下方向へ下りていく。炎の上に何もない状態の方がスムーズに排煙されて、煙の発生が少ない。着火剤を下に置くと、炎の上に薪で蓋をするような感じで抵抗となるし、炙られて煙が出やすくなる。
上から着火方式の場合には、一番下の薪まで燃え移るまで放置できる。上の方に最初に積んだ薪が燃え尽きて崩れて、次の薪の投入スペースができるまで待つ感じだ。
今回追加投入したのは、正直言って太すぎる。追加薪は、本当はこの半分位の太さの方がベターだ。太いのを3本投入するよりも、それを半分に割ったものを6本投入した方が、はるかに良い。
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