暖炉の煙突掃除

以前「暖かくならない暖炉を、薪ストーブに入れ替えたい」ということで、相談を受けたビルトインタイプの別荘は、焚き方レクチャーしたら、問題なく使えることが確認できて、この冬の滞在はとても快適に過ごせたそうだ。
「薪ストーブに入れ替えたいと言われたのだけど・・・」

そして、シーズンを終えて、最初の煙突掃除に呼んでもらった。
以前の訪問時と違って、扉を開いた際に炉内の煤やタールの臭いも一切なく、綺麗に上手に焚いていることがすぐに判った。実際に煙突掃除をした際の煤の量も少なくて、全く問題ない状況だった。この焚き方であれば2年に一度の煙突掃除で良さそうなので、今後は西暦の偶数の年に呼んでもらうように案内してきた。
NIKON D5003
まずは三角形のバッフル板を取り外す

このバッフル板がボルトで固定されていて、そのボルトを外すのに、少し苦労した。回転させるためにソケットを当てて、インパクトドライバーで回すためには、目を見開いて、きちんとその部分を見ないとできないが、その作業時には灰が落ちてきて、目に入るの、つらかった。ゴーグルを車に取りに行った方が良いのだけど、一瞬の作業なので、メガネをしていて直接目に入る灰が少ないので、「まあいいか」とやってしまったが、ゴーグルとは違って、隙間だらけなので目が痛かった。

このバッフル板は、炉の上部の突起部分に引っかけて乗る形なので、このボルトは必ずしも、必要なものではないし、そもそも、最初に製品についていたとは思えないタッピングのネジで、二か所ある固定位置のうちの一か所しかついていなかった。メンテナンス時の作業性を考えて、ついてない方が良いと判断して、組み立て時にはボルトなしにしておいた。
NIKON D5000
取り外したバッフル板をブルーシートの上に置いてから、ドリルで回転式のブラシを、煙突に挿入する
この後、養生して、ブラシを回転させて、炉内に煤を落とす作業となるが、その際は写真を撮る余裕がないので、いきなり完了写真だ。
NIKON D5001
無事に煙突掃除を終えたビルトインタイプの薪ストーブ(暖炉)
扉のヒンジにがたつきがあったので、調整できるかと思ったけど、ヒンジを固定するネジが効かなくなってしまっていて調整できなかった。扉の開閉時にちょっと扉を持ち上げ気味にすれば、問題なく閉まるのでこの部分は慣れとコツで、限界まで使ってもらうしかなさそうだ。

NIKON D5002
大空間を快適に温めてくれる能力を発揮して、きちんと使いこなされていて、本当に良かった。

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コメント

  1. 薪よう子 より:

    ビルトインタイプはカッコよいうえに普通の薪ストーブ同様に二次燃焼をしますから暖かいんですしょうね?
    カッコがよい反面スス掃除を怠るり煙突火災起こすと、一発で大火事の心配とかが構造的に出そうですね。

  2. かわはら より:

    薪よう子さま:
    暖かく過ごせたことは本文中に明記しています。
    構造は薪ストーブと同じなので、煙道火災のリスクは薪ストーブと全く同様です。

  3. Mr.トリデ より:

    以前の記事で、「長期的な視点で考えて行動」されているとありましたが、今回それが実証されて良かったです(^_^)。

  4. かわはら より:

    Mr.トリデさま:
    ありがとうございます。お客様が、それを実感してくれたのがうれしいです。