1月8日にイランで旅客機が、イランの地対空ミサイルで撃墜された。これはアメリカの爆撃機や巡行ミサイルの飛来だと誤認してのものだという報道だった。イランがアメリカ軍の基地に弾道ミサイルを撃ち込んだ直後だったので、高度の警戒態勢に入っていたため、十分にターゲットの確認を取る前に地対空ミサイルを発射してしまったのだろう。
理由なくイランがアメリカ軍の基地をミサイル攻撃するわけではなく、さらにその前の1月3日にイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官をアメリカがドローンで殺害したことに対する報復としての対応だろう。何等かの報復攻撃をしないと、イランもメンツが立たないので、人的被害が起きないように、やむを得ず行ったと思われる。その直後だったので、この悲劇が発生したと思う。
年末年始の金相場
平和な日本で日常生活を送っていると、なかなか意識する機会が少ない。今回はイランもアメリカも、エスカレートしない方向で事態は収束したが、こういう連鎖が広がっていて、戦争のリスクが近年稀になく高まっていたことは金相場にも表れていたようだ。開戦したら、価値が暴落する可能性の高い現金で資産を持っているよりも良いという判断をする人がいるからだ。
アメリカが中東地域で、自国の基地を攻撃されたのに、戦争に踏み切らかったことで、中国、ロシア、北朝鮮などは「多少ヤンチャしてもアメリカは弱腰だから大丈夫」と今回のことで認識しただろう。
台風などの自然災害でライフラインが止まるのは、昨年経験したけれども、戦争になったら、石油価格も暴騰するだろうし、そもそも輸入も現在の必要用が継続するかさえ不明だ。電気やガスの値段も高くなるのは確実だ。
ガスや石油を個人で数年分備蓄するのは無理があるけれども、薪であればその気になれば可能だ。自然乾燥の場合2年乾燥が基本なので、そのサイクルができている人は既に2年分の備蓄をしているわけだ。薪ストーブがあれば、暖房はもちろんのこと、煮炊きや、光源にもなるのでライフラインが停止したり、高騰した場合でも、しばらくの間は持ちこたえることができる。
ガレージに備蓄された薪
快適で暖かい暮らしを、災害時や戦争時にも継続することができるリスク分散の燃料でもある「薪」
災害や戦争はない方が良いけれども「絶対ない」とは言い切れないので、薪があればライフライン停止時のリスク分散ができるという側面もある。
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コメント
戦争、地震など個人備蓄の現実的な話になってしまいますが、日常生活で二年分備蓄するための約10トンは、その為に大きな棚または薪小屋にするだけの土地が必要。それに加えて備蓄する原木量を御自分で入手出来る環境は地方都市でも市街地エリア内では大変で今やよほどの高原や山間部以外ではかなり労力がないとね!? それより生涯必要な資産計算と同じで燃料も何日間備蓄が必要か次第になりますし、最近噂の多い大地震の備えは復旧の2ヶ月位分は竃や焚き火台とか日本の家庭にはあった方が良いのは中東戦争リスクよりも気になりませんか?
うさぎさま:
自分で既に2年分の薪を備蓄しているユーザーもそれなりにいると思います。なぜなら、理想的な薪の乾燥期間は2年なので、そのサイクルを作っているのであれば、既に実現しているのです。もちろん、都会では無理ですが、広い土地のある田舎でのお話ですね。
そうではない都会、地方都市のユーザーに関しては、おっしゃる通り2年とは言わず、2か月分くらいは備蓄しておきたいところですね。