先日、食中毒になってしまって、打ち合わせに行けなくなってしまった現場だけど、写真、図面、LINE、電話などを駆使して、リモートで打ち合わせを進めて、煙突貫通部分を決定して、一階天井から二階床までの下準備が完了した。
この現場は、リフォームの兼ね合いで、既存の仕切りの内装壁を撤去したので、二階の天井部分も盛大に開口されている。チムニーの位置を決定するために、小屋裏の構造のチェックも兼ねることができるし、一石二鳥だ。建物の構造と干渉しないように煙突を配管して、なおかつ合理的に強度の出せる位置にチムニーを制作できる。
今回の現場は、一階と二階に、それぞれ1台づつ薪ストーブを設置して、煙突を共有させる作戦なので、三次元的に二台の位置関係と、チムニーの位置関係をシビアに合わせていく必要がある。普通の現場のように、「単純に真っすぐ煙突を下ろしていけばOK」というわけにいかないので、難易度が高くチャレンジングなのだ。