薪ストーブで美味しい焼き芋を作るコツ

よく炉内に投入しているものを見かけるけど、意外と難しい。熾火が強いと表面が焦げて中が生焼けになりやすい。だいたい1時間ちょっとかけて、完成するくらいの熱量がちょうど良いのだ。灰の中に熾火が残っている程度ならば炉内に投入もありだけど、薪ストーブが本格稼働していて炎が上がっている状況だと炉内では無理がある。

炉内で焼き芋の時は、消えかけくらいがちょうど良い

そこでお勧めなのが、天板の上だ。サツマイモをアルミホイルで包んで、適当に10分ごとくらいに転がすだけだ。だいたい1時間くらいで柔らかくなってくるので、しっとりと美味しい焼き芋が完成する。よほど長時間放置しない限りは焦がすリスクもほぼないし、香りも出てくるので出来上がり具合が判りやすい。誰が作っても安定の焼き上がりになる。

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芋の選択も重要。中から蜜が染み出しているものがお勧め

買う時に店頭で、”汚れている”とパッと見で敬遠されがちだけど、実はこのように黒い蜜が染み出しているものが糖度が高いので、そういうものを厳選して買おう。あまり極端に安いサツマイモは焼き芋には向かないので、ある程度は奮発しよう。

しっとりさせたい時はキッチンペーパーも追加。ほっこりさせたい時はキッチンペーパーなし

芋の皮を水洗いしてからキッチンペーパーを巻いた。ワイルドにいきたい場合は新聞紙でも良いけど、インクが気になる人は、キッチンペーパーが無難。でも紙を入れずに直接アルミホイルで包むのも、また別の食感で良いので、両方試してみよう。

アルミ箔に包んで準備完了

ガツンと焚いて250℃程度になっている天板の上で時々転がすだけ

今回は小田原のリフォーム現場に設置したネスターマーティンTQH33の天板の上で作ってみた。

絶品スイーツの完成

甘くて柔らかくてケーキ並みの仕上がりで、薪ストーブ料理のフルコースディナーのデザートとして出して好評だった。

明日の記事では、薪ストーブで作った、前菜とメインディシュを紹介しよう。

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コメント

  1. うさぎ より:

    昔焚き火で焼き芋してたまに不味いのを泣きながら食べたのは懐かしい思い出です。笑ところで天板料理全般になりますが焼芋も料理するときにホイールをかなり厳重注意にまかないと、今のネットり系で水分量がある甘い芋ほど糖水分がシミ出て取れない黒焦げを大事な新品薪ストーブに付けてしまわないますから、それを避けることも愛機には大事ですよね! あと出来に関わる重要な温度管理では焼芋専門店によると素材(大きさ、ねっとり、ホッコリ)により調整は必要になりますが180~185℃のかなり狭い温度レンジを厳守するそうです。す。

    • かわはら より:

      うさぎさま:

      おっしゃる通りですね。今回は2重に完璧に巻いて保護しています。

      無造作に置いているように見えるかもしれないですが、太さにより天板の置き場所を変えています。