4階建ての写真スタジオのロビーに薪ストーブを設置する案件。
現場確認の際には、煙突を真上に立ち上げて屋根から抜くプランも検討したのだけど、いくつも床や天井を抜くことと、トタン波板の古い屋根で下手にいじると雨漏れのリスクが高いことで、完全に予算オーバーだった。
限られた予算内でお客様の希望の位置で薪ストーブを使うには、長い横引きに強制排気ファン（チムニーファン）を使う作戦しかない。そのプランを提案して、採用してもらった。
設置工事完了後、すぐに試運転（動作確認）を行った。無事に問題なく使えて良かった。
長い横引きの案件
真上に抜くには障害が多かった
今回は天井に煙突を固定する必要があるために、一度天井を開口して木下地を入れる作業が必須だった。長い横引きだったので天井の3か所で固定して、ガッチリと安心感のある煙突固定ができた。
外壁のすぐ外側に強制排気ファンを装着
横引きが6メートルの場合、その3倍の18メートルの縦の煙突があれば、セオリー通りだ。
今回の現場の場合には、地上から25メートルプールの縦...
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