普段は薪ストーブの運搬時にはN-VANを使っている。雨降りの時にも薪ストーブを濡らさずに済むし、転倒して荷崩れする心配もなく、安心できるからだ。
しかし、今回は小型トラックの修理&車検中の代車が軽トラで、手元にあるクルマが軽トラだけという状況だったのだ。
軽トラの場合は、薪ストーブを積んで雨の中を走行すると、薪ストーブが濡れてしまう。それに、きちんと固定しないと横Gや縦Gがかかった時に薪ストーブが荷台から横転して、最悪の場合は荷台から落としてしまうリスクもある。天気予報も微妙な感じだったので、それなりにしっかりと養生して、なおかつ横転しないように固定する必要があった。
養生の下でも固定してある。
幸いなことに、雨に降られることなく、養生しなくても大丈夫な状況だった。きちんと対策するとその必要はなく、「ギリギリ降らないから養生しなくてもいいか」って手抜きすると雨が降るという現場あるあるの法則がまた発生した。
私が到着した時点ではチムニー工事が進行中の現場だ。今にも雨が降りだしそうな空模様だけど、雨が降る前に室内に搬入できて、とてもラッキーだった。
設置場所の煙突芯の位置から真上を辿っていき、最終的に屋根裏から屋根材に穴を開けて、チムニーの建築位置を割り出している。そのための、室内側の状況だ。
普段はチムニー作成工事が完全に終わってから煙突工事、薪ストーブ設置工事を行う段取りを組むけど、今回は短い北軽井沢滞在の間に2-3件の工事をこなしたいので、大工さん、板金屋さん、薪ストーブ屋が入り乱れながらの同時進行で進めていった。もちろん、プロ同士なので、作業動線が絡まらないように、お互いの邪魔をしないように、フォローしあいながらの作業だ。
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