AGNI-hutteの触媒

国産の唯一の鋳物薪ストーブメーカー岡本のAGNI-hutteの触媒を紹介しよう。

岡本のAGNIシリーズは、今回紹介するAGNI-hutte以外にもAGNI-CC, AGNI-Cと、3つのランナップだけど、どれも触媒機のため効率や燃費が良い。また排気経路の切り替えダンパーを内蔵していないので、故障のリスクもなく長期間に渡って安心して使うことができるという点も共通している。

AGNI-hutteの触媒燃焼時の様子

触媒燃焼時には、下の方から炉の上をのぞき込むと、赤熱して発光している様子が観察できる。そのため、初心者でも薪ストーブが、本来の機能を発揮して正常に燃焼しているかどうかが目視確認できる。赤くなっていない場合には、まだ十分に温度が上がってないので、空気を調整するのが早すぎるということだ。

設計が秀逸なので、焚きつけ時に触媒が抵抗になって排気の抜けが悪くなって煙が室内側に逆流するというようなこともない。

きめ細やかな日本人による設計、生産の品質が実感できる製品だ。

天板の蓋は簡単に取り外し可能

天板の蓋を開くと、すぐにアクセス可能でメンテナンス性が抜群だ。

蓋を取り外すと、触媒に直接アクセス可能

薪ストーブを使用しているシーズン中でも1か月に一度程度、触媒を取り外して軽く掃除してやると、効率良い燃焼が維持できる。また、シーズン後の煙突掃除の際には、触媒を取り外して、煙突から落とした煤を、そのまま炉内に落として回収すれば簡単だ。

煙突掃除の際は、煤をここから炉内に落とせば簡単に回収できる

触媒燃焼時には、ガラス面全体に炎が立ちあがる

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