ロッキングバンドが面一の新宮商行の煙突に救われた

現在は北軽井沢に滞在中だけど、先日の横須賀での工事の話に戻る。

今回の新築現場での工事は吹き抜けなので、室内足場が組まれている時に煙突工事の必要がある。工務店に何度も確認して、足場撤去前で、なおかつ他の職方と絡まないタイミングをすり合わせて、工事日を決めた。

吹き抜けの作業で室内足場必須

煙突貫通部分の処理を終えて、化粧板でふさぐ時に、化粧板の位置に煙突の継ぎ目が来てしまうと、他社製の煙突の場合にはロッキングバンドが出っ張りになるので化粧板の丸穴と干渉してしまう。この場合は一度取り付けた煙突を外して、高さを修正してやらないと工事が進まない。

しかし、新宮商行のSCS匠の場合にはロッキングバンドを取り付けてもその部分が出っ張りにならない設計で、煙突の表面と同じ面を構成してくれる。そのため、化粧板のところに煙突の接合部が来ても、そのままクリアできる。(勾配天井の場合)

今回の現場は高木煙突(メイクまたはメトス)だったらアウトだったけど、新宮煙突でセーフだった。

ロッキングバンドが出っ張らない新宮商行の煙突に救われる

新宮商行のSCS匠はロッキングバンドが面一になることだけでなく、ロッキングバンドを取り付ける時の作業性の良さも特筆できるポイントだ。

↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村

ランキングに参加しています・・・

かわはら薪ストーブは全国

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. パートナー より:

    救われてますSCS煙突匠。

    自分も先日煙突の順列と組合せでギシギシな縦距離で救われました。
    同じく勾配天井で 煙突支持金物 の位置は自ずと決まって来ます。

    既存屋根直筒で屋根厚さも限られてる中、屋根内で煙突支持出来ず。
    室内の壁面に何か所か支持できる木下地があり、その位置高さも煙突の順列と組合せで接合部をウォールバンドUワイド/バンド内へ納める事が出来ました。
    本来ならばロッキングバンドで固定するものですが、ウォールバンドUワイド/バンドで納めても煙突自体のリブ突起もバンドに当たらずセーフ。
    美観も損なわれず…、この様な施工が出来るのもSCS煙突匠かもしれません。

    • かわはら より:

      パートナーさま:

      解ります!そういう現場、ありますよねぇ。

      美観やデザイン上の良さだけでなく、施工性や柔軟性での工事の際のメリットも大きいですよね。

      制約のある現場でも問題なく納まってくれると助かりますよね。